【腕だけ鍛えても二の腕痩せはできない!?】体幹や肩回りにもアプローチ!40代から始める腕痩せピラティス
年齢を重ねていくほど、「二の腕がたるんできた」「ノースリーブを着るのが恥ずかしい」と感じている人が多いのではないでしょうか。実は、腕の筋肉だけを動かしても二の腕痩せはできないって知っていましたか? 体幹や肩まわりと連動させながら鍛えることで、効率よく引き締めることができます。しなやかに腕を強化するピラティスをご紹介します。
二の腕のたるみの原因と鍛えるべき筋肉
二の腕のたるみは、上腕三頭筋(腕の後ろ側)」の筋力低下が大きな要因ですが、それだけではなく、肩甲骨まわりの安定性の低下や姿勢の崩れも影響します。つまり、腕だけを鍛えるのではなく、背中や体幹と一緒に整えることで、二の腕ラインをより効果的に引き締めることができるのです。
今回は、腕を支える土台を強化しながらスッキリした腕を目指す、3つのエクササイズをご紹介します。
四つ這いアームリフト
【目的】片腕を持ち上げることで、肩まわりと体幹を安定させながら腕を強化します。腕だけでなく背中やお腹にも同時に働き、腕を支える土台づくりをします。
1)四つん這い姿勢をつくる。このとき、脚の付け根の下に膝をつき、足の甲か足指でマットを踏む。手は肩の下につき、手のひらでしっかりと床を押す。
2)右手を上げ、まっすぐ前方に伸ばす。腹部を引き上げ体幹部を固定し、腰が反らないように注意する。目線は床に向けて。
3)反対側も同様に行い、左右5回を目安に行う。
サイドプランク
【目的】腕で体を支える力を養いつつ、体幹の側面や肩甲骨まわりを引き締めます。二の腕のラインを整え、姿勢改善にも役立ちます。
1)正座の状態から右にお尻を下ろし、両脚を左へ流すように座る。この時、膝は90度に曲げ、上の脚は下の脚に乗せておく。
2)右手をお尻から肩幅程度はなれたところへつき、指先は斜め前方へ向ける。手で床を押し右脇の体幹部に効かせる。
3)左手は左腰へあて、腰を左斜め下へ引き下げ、両方の体側を長く保つ。
4)お尻を持ち上げ、膝から頭頂部まで斜め一直線になるようにキープする。
5)右手で床をしっかり支えながら元のポジションへ戻る。この動きを3回行い、反対側も同様に行う。
ダブルレッグキック
【目的】背中をしっかり使いながら胸を開き、肩甲骨の動きを引き出すエクササイズです。腕そのものではなく「腕を支える背面」を整えることで、二の腕をスッキリ見せる効果が期待できます。
1)うつ伏せになり、腰の後ろで手を組む。両ひざを曲げてかかと同士をくっつける。顔は右に向ける。
2)息を吸いながら手脚を同時に伸ばし、上半身を反らせる。目線は1メートル先の床へ向ける。
3)顔を左向きにしながら上半身を下ろし、肘と膝を曲げ最初のポジションへ戻す。この動きを5回ずつ行う。
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