老け見えて見える原因「肩甲骨」をゆるめる!四つ這いストレッチ2選
「背中が丸い」「肩が前に入りやすい」「なんだか老けて見える…」そんな姿勢の悩みは、肩甲骨が固まっているサインです。肩甲骨の可動域が小さくなると背中がガチガチに…。胸が閉じて呼吸が浅くなり、一気に老けた印象を与えてしまいます。さらに、肩こりなどの不調・巡りの滞り・代謝低下まで連鎖し、太りやすさにもつながります。そこで今回は、肩甲骨をやさしくゆるめ、胸を開いて呼吸を深めることで、若見え・不調改善・代謝アップを同時に叶えるストレッチをご紹介します。
肩甲骨が固まると「老け見え」と「代謝の低下」が同時に起こる
肩甲骨まわりには、僧帽筋・菱形筋・広背筋など、姿勢や代謝に関わる大きな筋肉が集まっています。
そのため、肩甲骨の動きは、見た目年齢と体内の巡りの両方に深く関わっています。この部分が硬くなると、以下のような負の連鎖が起こりやすくなります。
● 背中が丸くなり、老け見えにつながる
● 巻き肩になり、胸がつぶれて呼吸が浅くなる
● 肩こり・首こりが慢性化
● 巡りが悪くなり、代謝が低下して太りやすくなる
肩甲骨が動くと外見も体の内側も変わる!
肩甲骨がしなやかに動くようになると、次のようなうれしい変化が生まれます。
姿勢が整い若見えする
巻き肩が改善し、背中の丸みが取れて若々しい印象に。
呼吸が深まり代謝アップ
胸郭が広がることで酸素摂取量が増え、代謝が上がりやすくなる。巡りが整い太りにくい体質へ。
不調の軽減
肩甲骨が動くと僧帽筋上部の緊張がゆるみ、肩こり・首こりの改善に効果的。
背中・二の腕が引き締まる
肩甲骨周辺の筋肉が働き、加齢と共にたるみやすい二の腕や背中がスッキリ。後ろ姿のシルエットが変わる。
【若見え・不調改善・代謝アップ】肩甲骨を緩めて胸を開く四つ這いストレッチ2選
肩甲骨周辺のこわばりを解消し、ゆるめる→動かす→胸を開く、この流れで行うストレッチを2つご紹介します。
肩甲骨と背骨の間をほぐすストレッチ
<やり方>
1)手を肩の下、膝は腰の下、背中を自然に伸ばした四つ這いになる。
2)右の肩甲骨に重心を乗せるように、上体を右にスライド。右肩甲骨と背骨の間(菱形筋付近)を緩めて3呼吸。左側も同様に行う。
3)四つ這いに戻り、テンポよく左右交互に5~6回スライド。
背中のこわばりがほどけ、胸が開きやすくなったら次のストレッチへ。
胸を開いて呼吸を深めるストレッチ
<やり方>
1)四つ這いの体勢に戻る。
2)左手を横に伸ばし、左肩を床に近づける。右手で床を押しながら視線を右へ。右側から体をめくるようにして胸を開き、30秒〜1分キープする。
3)腕を入れ替え、反対側も同様に行う。
肩甲骨まわりを動かすことは、若見え・不調改善・代謝アップの全てにつながる最強のアプローチです。ポイントは、首や肩に力を入れすぎないこと。小さな動きで構わないので、気持ちよく伸びる範囲で行いましょう。肩甲骨の動きを意識しながら、心地よく胸を開くストレッチ、ぜひ日々のケアに活用してくださいね!
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