POSE & BODY
首をほぐすだけで股関節が柔軟に!?驚きの“アナトミートレイン理論”に基づく1分首ほぐしワーク
首ほぐしには効果がたくさん!肩こりや首こりの改善だけでなく、股関節の不調にも働きかけます。お仕事の合間や通勤中にもできる超簡単「首ほぐし」ワークをご紹介します。
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首の横側にある「斜角筋」
首の筋肉である斜角筋(しゃかくきん)は、呼吸と姿勢の要。斜角筋は首の側面にある小さな筋肉で、肋骨を持ち上げて呼吸を助けたり、頭を支えたりしています。デスクワークやスマホ姿勢で硬くなりやすく、肩こりの原因となる筋肉しても有名です。
斜角筋が硬くなると、股関節の動きが悪くなる
斜角筋が硬くなると、股関節の動きまで影響すると言われています。首と股関節はディープフロントラインという同じ筋膜ライン上にあり、互いに深い繋がりがあるのです。もう少し詳しく解説していきましょう。
斜角筋と股関節のつながりを示す 「アナトミートレイン理論」
筋膜のつながりを示す理論に「アナトミートレイン」というものがあります。身体には、ディープフロントラインと呼ばれる身体の中心部(特に深層)を走行する筋膜ラインがあり、それが身体の「芯」を形づくり、姿勢や呼吸、安定性を支えています。
首の側面にある斜角筋、呼吸に関係する横隔膜、股関節の動きに関係する腸腰筋や内もも(内転筋)も同じライン上にあるため、首の筋膜が緊張すると、呼吸や股関節の動きまで制限してしまうことがあるのです。
首をほぐすと呼吸と股関節にも影響する
斜角筋をほぐすと横隔膜の動きが広がり、深い呼吸がしやすくなります。呼吸が整うと腸腰筋が緩み、骨盤が安定。すると股関節をスムーズに動かしやすくなります。首をゆるめる=全身を整える。首まわりのケアは、ヨガやストレッチの効果を高める隠れた鍵なのです。
斜角筋をほぐす1分ケア
①楽な姿勢になり、首の右側に左手の指の腹を当てて10秒キープ。
②手を首にぐっと押し当て、左右にスライドして30秒ほど優しく揺らす。
③反対側も同様に行う
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