ガチガチ首こりを解消&ストレートネック予防に!じわじわほぐすだけの簡単首ストレッチ
スマホやパソコンを長時間使う生活が当たり前になった現代、多くの人が悩まされているのが「首こり」や「ストレートネック」です。首の後ろがガチガチに硬くなり、頭痛や目の疲れを感じることも少なくありません。そんな不調をやさしく解消してくれるのが、座ったまま手軽にできる首のストレッチ。両手を頭の後ろで組み、顎を軽く引いて手の重みで首を伸ばすだけで、首の後ろの筋肉をしっかりゆるめ、姿勢を整える効果が期待できます。
どこに効く?
このストレッチがアプローチするのは、首の後ろにある後頭下筋群、僧帽筋上部、板状筋といった筋肉です。
後頭下筋群
頭の付け根にある小さな筋肉で、頭を支えたり細かく動かす役割を持っています。スマホを覗き込む姿勢や前傾姿勢で過度に緊張しやすく、「首の付け根の張り」「後頭部の重さ」などの原因に直結します。
僧帽筋上部
肩から首にかけて広がる大きな筋肉で、肩こりの代表的な原因筋。ここが硬くなると血流が悪くなり、首や肩のだるさ、頭痛を引き起こします。
板状筋(頭板状筋・頸板状筋)
首から背中にかけて走る筋肉で、頭を後ろから支える役割を持っています。ここが硬くなると頭の位置が前にずれ、ストレートネックを悪化させてしまいます。
このストレッチは、これら首の主要な筋肉を手の重みで無理なく伸ばすことができ、首こり解消だけでなくストレートネック予防にも効果的です。
ストレッチのメリット
首こりが楽になると、まず実感しやすいのは頭の重さや目の疲れが軽減することです。首まわりの血流が改善することで酸素が脳へスムーズに行き渡り、頭がクリアになる感覚を得られる人も少なくありません。
また、首の位置が整うことで、前に突き出ていた頭が自然に引かれ、姿勢全体がスッと伸びます。これにより、肩や背中に余計な負担がかからなくなり、慢性的な肩こりや腰の不調も和らぎやすくなります。
さらに、胸が開いて呼吸が深まるため、自律神経のバランスも整いやすく、リラックス効果や睡眠の質向上にもつながります。美容面でも、首が前に出なくなることでフェイスラインがすっきり見え、姿勢が良くなることで全身の印象まで若々しく変わります。
続けることで得られる変化
このストレッチを継続すると、日常的な首こりや肩こりが起きにくくなり、デスクワークやスマホ操作の後も快適に過ごせるようになります。
ストレートネックの予防・改善にもつながり、慢性的な不調から解放されるだけでなく、自然と姿勢が良くなって「見た目の美しさ」も手に入ります。小さな習慣が、首・肩・姿勢を大きく変える。そんな効果を感じられるシンプルなストレッチです。
やり方
1 楽な姿勢で座り、両手を頭の後ろで組んだら手のひらを後頭部に当てます。
2 息を吐きながら顎を鎖骨の方へ引き、顔を下に向けます。力は加えずに、手の自然な重みでじわじわとほぐしていきます。10-30秒程度キープしたのち、ゆっくりと顔を起こします。
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