「意外に目立つネックライン」首から肩にかけてクビレを作る【簡単スラリ美首ストレッチ】

 「意外に目立つネックライン」首から肩にかけてクビレを作る【簡単スラリ美首ストレッチ】
AdobeStock

出しても隠しても実は見えているのがネックライン。憧れるのは細くて長いスラっと伸びた首。でも、首の長さはうまれつきだから…と思っていませんか?実は日頃のケアで美首を手に入れることは可能なんです。

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首の長さ、実は差はない

哺乳類の首の骨(頚椎)は基本的に7個です。キリンのように、首の骨一つ一つが大きい生物もいますが、成人したヒトの場合は大きな個体差はありません。ではどうして首の長い・短いを感じるのでしょう?実はそれ、短く見えているだけなのかもしれません。

首が短く見える原因

首が短く見えてしまう原因ですが、主に姿勢不良や体重増加が関係しています。以下を解消していくことでスラリと伸びた首元を作ることは可能です。

●猫背やストレートネックになる…頭と胴体の距離が近づくので首が短く見える。
●首の後ろ側の筋肉(僧帽筋)が発達している…肩が上がっていて(いかり肩)首が短く見える。

●フェイスラインがたるむ…顔と首の境目がぼんやりすることで首が短く見える。

日常生活での体の使い方の癖によって不良姿勢になることが多いので、仕事や家事中の姿勢を意識する・合間で運動をすることも意識してみてください。

首の筋肉について

私たちの首にはいくつかの筋肉があります。胸あるいは背中から頭をつなぐように骨に付着しています。日常生活の中でもよく使っている筋肉なので、張りやコリが辛くて気になる部位でもあると思います。

首の筋肉
イラストAC

今回は、以下の筋肉をストレッチしていきます。

板状筋…空を見上げる、頭を横に倒す、首を捻る/固くなるとストレートネックの原因になる
僧帽筋、菱形筋…肩甲骨を動かす/固くなるといかり肩の原因になる

斜角筋…頭を横に倒す/固くなると辛い肩こりの原因になる

胸鎖乳突筋…頭を前に出す、首を捻る/固くなるとストレートネックの原因になる

これらの筋肉がほぐれて血流が促進されると不良姿勢が改善しやすくなりますし、フェイスラインも引き締まりやすくなります。

ビフォアアフター
Photo by Sayaka Utsunomiya

首から肩にかけても自然なクビレが入るので、上記写真のとおり首が長くなったように見えます。首肩コリの解消にもなるストレッチなので、ネックラインを整えたい方、コリが気になっているという方はぜひ実践してみてください。

【簡単スラリ美首ストレッチ】をやってみよう

首周りの筋肉をまんべんなく刺激します。椅子や床に座って背すじを伸ばし、まずは準備運動として肩回しをしておきましょう(前後ともに10回ほど回す)。
僧帽筋、菱形筋といった肩甲骨を動かす筋肉をほぐしておくことで、首の前後左右のストレッチがスムーズになります。

スラリ首ストレッチ
Photo by Sayaka Utsunomiya

ストレッチの手順

(1) 息を吐きながら頭を前に倒す。首の後ろ(板状筋)を伸ばす

(2) 息を吐きながら頭を横に倒す。耳から肩にかけて広い範囲(斜角筋、僧帽筋)を伸ばす

(3) 頭を横に倒した状態からうつむく。首の斜め後ろのライン(斜角筋。胸鎖乳突筋)を伸ばす

(4) 頭を横に倒した状態から少し空を見上げるように動く。首の斜め前のライン(胸鎖乳突筋)を伸ばす

それぞれストレッチをしている間は自然に呼吸をしながら10秒ほどキープします。

注意事項

首は複数の神経が通うデリケートな部分でもあります。怪我しないためにも、無理やり引っ張っる・強く押して伸ばすことはしないでください。首や肩に痛みや怪我がある場合はストレッチを控えてください。途中で気分が悪くなったり、痛みや違和感がある場合も中止しましょう。

ストレッチの詳細は以下動画からも確認いただけます

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