太くて短い首、二重あごとはさようなら!老廃物と脂肪が流れるデコルテの簡単ストレッチ
首を含めデコルテ部分の太さや張りは年齢を問わず悩みが多い部分です。若くても首が太く短くなっていたり、慢性肩こりの人もとても多いのではないでしょうか。多くの原因は生活習慣にありますが、ボテッとしたフェイスラインと首やデコルテ部分が劇的に変わるポイント3つとストレッチ3種類のご紹介です。
首が太くなる原因とは?!
同じ年齢なのに首やフェイスラインがスッキリしている人と、太くて短くなっている人の違いはいくつかありますが、ずばり体が【伸びてるか縮んでいるか】です。
体の中で筋肉の引っ張り合いが行われている人とそうでない人とでは首やデコルテラインだけでなく、体のフォルムやラインが大きく異なります。伸びる為には姿勢が大切なのはご存じの方も多いと思いますがそれだけでは太くて短くなった首や二重あごの改善はしにくく、現状維持で止まってしまう事が多いです。
美しい首やフェイスラインを作るポイントは3つ。【骨盤】と【肩甲骨】の正しい位置と【引っ張り合う力】です。
この3つが揃った時に首やデコルテ部分が伸びて、縮みきっていた筋肉が伸び始めます。デスクワークや家事は前かがみの作業が多く、伸びていては行いにくい場合もありますが多くの人が作業の後でも縮んだ状態が続いてしまっている事が首周りの太さや肩首コリの要因となります。
ポイント3つの整え方は?
骨盤
骨盤の正しい位置は恥骨と尾骨が床と垂直になっている骨盤が起きている状態がベストです。骨盤が起きている事で内臓も本来のあるべき位置に収まり、お腹のインナーマッスルも働きます。すると姿勢を正す土台ができます。
肩甲骨
肩甲骨の正しいポジションは、寄せて下げている位置です。巻き肩や猫背気味の方は肩甲骨が開いている事が多く首に過大な負担がかかり疲労物質を貯めやすくなってしまいます。
骨盤と肩甲骨はセットで動きやすいので、骨盤が歪めば肩甲骨の位置も乱れ、猫背になれば前に倒れた頭の重さに押されるように骨盤も後傾しやすくなります。いわば運命共同体といえます。
引っ張り合う力
引っ張り合う力とは、一方だけでなく両方から綱引き状態で引っ張り合うことが重要です。
2か所の引っ張り合いが大切で、1つ目は肩甲骨と頭蓋骨の引っ張り合い。これによって首の筋肉は伸び、リンパの流れも促進され老廃物も流れやすくなりスッキリした首周りに導いてくれます。
2つ目はお腹と坐骨です。座っている時でもお腹は引き上げて骨盤を正した状態で坐骨は椅子の方へ密着している感覚を作りましょう。
引っ張り合う力は骨盤と肩甲骨が正しい位置にある事で始めて発揮されるので、今回のストレッチを行うと姿勢改善やお腹痩せにも繋がります。
日常からこれらを意識的に行い、ストレッチを続けていく事で、首やデコルテラインがシャープに引き締まりやすくなります。
デコルテラインの老廃物と脂肪が流れて引きしまる簡単ストレッチは座って行うので辛く苦しいことは特にありません。今回紹介する3種類を行って頂くと、首や肩回りの伸びた感じを実感し首や肩が軽くなるので、ぜひ継続して行ってみて下さい。
デコルテの簡単ストレッチ3step
Step1
椅子に正しい姿勢で座ります。骨盤を起こし、肩甲骨を寄せ下げたらお腹を引き上げましょう。
右手で左耳近くを持ち頭を右へ倒します。これがスタート姿勢。
次に左耳と左肩を遠ざける様にしたら左の腕を伸ばし肩甲骨を上げて後ろに下げるように回しましょう。これを10回行います。
Step2
step1のスタート姿勢に戻り、鎖骨に両手をあてます。首の後ろがつぶれない程度に天井を見て、そのまま首を右左に向ける動作を連続10回行います。
横を向いた時に顎は肩の少し前位まで回します。無理に肩のラインまで顎を近づけると痛める原因となりますのでお気をつけ下さい。
Step3
Step2の右向きの状態で5回頷いたら、逆も同じ事を繰り返し、合計2セット行います。
動画で確認してみる
AUTHOR
miyuki
ピラティスインストラクター/ダンスインストラクター。12歳からクラシックバレエやジャズダンスを始め、その後モダンダンス、Hip Hop、ラテンダンス等を学ぶ。 ダンス旅行で訪れたNYでピラティスに出会い、帰国後ピラティスインストラクターのライセンスを取得。指導歴は18年。FTP認定マットピラティスインストラクター/ダイエット指導士/からだスキャンセルフマッサージ/ZUMBA Basic1/RYT200(ヨガ)など資格を多数所持。元モデル・レースクィーンとして活動した経験もあり。
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