朝スッキリ起きられない・寝つきが悪い→キーワードは骨盤!質の良い睡眠に導く「寝る前ストレッチ」

朝スッキリ起きられない・寝つきが悪い→キーワードは骨盤!質の良い睡眠に導く「寝る前ストレッチ」
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上村ゆい
上村ゆい
2025-11-14

疲れているのになかなか寝付けない、朝起きた時にスッキリしない。そう感じることはありませんか? 前日に立ち仕事やデスクワークで同じ姿勢が長く続いていると、骨盤まわりの筋肉がこわばっています。一日頑張ったからだを癒す、夜寝る前のストレッチをご紹介します。

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朝起きた時に体がスッキリしない理由

「しっかり寝たはずなのに、朝起きたら体がだるい……」と感じる人は、質の良い睡眠がとれていないかもしれません。質の良い睡眠とは、寝つきが良く朝スッキリ目覚められる状態のことを言います。

また質の良い睡眠には、夜寝る前に自律神経の副交感神経が優位になり、心身ともにリラックスモードに切り替わる必要があります。しかし、朝晩と日中の気温差やスマホの光、ストレスなどで、夜になっても自律神経の交感神経が優位になったままだと、寝つきが悪くなり眠りが浅くなってしまうのです。

自律神経
イラストAC

質の良い睡眠に導くために行いたい習慣

副交感神経を優位にし、質の良い睡眠に導くために、日常生活でできることから始めましょう。

・寝る前のスマホを控える
・深い呼吸を意識して、副交感神経を優位にする
・ストレッチをして体の緊張をゆるめる時間をつくる

寝る前に「骨盤まわり」をゆるめよう

寝る前に、特にほぐしたい筋肉は、骨盤のまわりの筋肉です。骨盤はからだの中心を支え、骨盤まわりの筋肉は、歩行や起立などの日常動作を行う際に欠かせない筋肉です。

骨盤まわりの筋肉が硬くなると、股関節の動きが制限され、脚の冷えやむくみにつながります。また、姿勢が悪くなり、腰痛の原因になることもあります。

寝る前に骨盤まわりの筋肉をほぐすメリット

・からだの緊張をその日にリセットできる…骨盤はからだの中心にあり、立つ・座る・歩くといった動作と密接に関係しています。寝る前にゆるめることで、日中にたまったからだの緊張がほどけ、リラックスモードになれます。

・下半身の巡りが促される…お尻や股関節まわりの筋肉をほぐすことで、血流が良くなり、下半身の冷えの改善につながります。下半身の巡りが促されると、質の良い睡眠につながります。

・深い呼吸がしやすくなる…骨盤まわりの筋肉が硬くなり骨盤がゆがむと、猫背など姿勢が悪くなってしまいます。骨盤まわりの筋肉をほぐし姿勢が整うと、呼吸もしやすくなります。呼吸が深まると、副交感神経が優位になり質の良い睡眠につながります。

寝る前におすすめ!骨盤まわりをほぐすストレッチ

①仰向けになりひざを立て、脚を腰幅より広めに開きます。

②両腕を真横に伸ばし、両ひざを左方向に倒しましょう。お腹からねじり、骨盤まわりの筋肉をほぐしていきます。

夜ストレッチ
Photo by YUI

③両ひざを右に倒します。左右交互に5回パタンパタンと倒していきましょう。

④両ひざを立てくっつけます。内ももに力を入れ、ひざが離れないように意識しながら、右方向に倒します。

⑤ゆったりとした呼吸で30秒キープします。

夜ストレッチ
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⑥反対側も同様に行います。

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