朝スッキリ起きられない・寝つきが悪い→キーワードは骨盤!質の良い睡眠に導く「寝る前ストレッチ」
疲れているのになかなか寝付けない、朝起きた時にスッキリしない。そう感じることはありませんか? 前日に立ち仕事やデスクワークで同じ姿勢が長く続いていると、骨盤まわりの筋肉がこわばっています。一日頑張ったからだを癒す、夜寝る前のストレッチをご紹介します。
朝起きた時に体がスッキリしない理由
「しっかり寝たはずなのに、朝起きたら体がだるい……」と感じる人は、質の良い睡眠がとれていないかもしれません。質の良い睡眠とは、寝つきが良く朝スッキリ目覚められる状態のことを言います。
また質の良い睡眠には、夜寝る前に自律神経の副交感神経が優位になり、心身ともにリラックスモードに切り替わる必要があります。しかし、朝晩と日中の気温差やスマホの光、ストレスなどで、夜になっても自律神経の交感神経が優位になったままだと、寝つきが悪くなり眠りが浅くなってしまうのです。
質の良い睡眠に導くために行いたい習慣
副交感神経を優位にし、質の良い睡眠に導くために、日常生活でできることから始めましょう。
・寝る前のスマホを控える
・深い呼吸を意識して、副交感神経を優位にする
・ストレッチをして体の緊張をゆるめる時間をつくる
寝る前に「骨盤まわり」をゆるめよう
寝る前に、特にほぐしたい筋肉は、骨盤のまわりの筋肉です。骨盤はからだの中心を支え、骨盤まわりの筋肉は、歩行や起立などの日常動作を行う際に欠かせない筋肉です。
骨盤まわりの筋肉が硬くなると、股関節の動きが制限され、脚の冷えやむくみにつながります。また、姿勢が悪くなり、腰痛の原因になることもあります。
寝る前に骨盤まわりの筋肉をほぐすメリット
・からだの緊張をその日にリセットできる…骨盤はからだの中心にあり、立つ・座る・歩くといった動作と密接に関係しています。寝る前にゆるめることで、日中にたまったからだの緊張がほどけ、リラックスモードになれます。
・下半身の巡りが促される…お尻や股関節まわりの筋肉をほぐすことで、血流が良くなり、下半身の冷えの改善につながります。下半身の巡りが促されると、質の良い睡眠につながります。
・深い呼吸がしやすくなる…骨盤まわりの筋肉が硬くなり骨盤がゆがむと、猫背など姿勢が悪くなってしまいます。骨盤まわりの筋肉をほぐし姿勢が整うと、呼吸もしやすくなります。呼吸が深まると、副交感神経が優位になり質の良い睡眠につながります。
寝る前におすすめ!骨盤まわりをほぐすストレッチ
①仰向けになりひざを立て、脚を腰幅より広めに開きます。
②両腕を真横に伸ばし、両ひざを左方向に倒しましょう。お腹からねじり、骨盤まわりの筋肉をほぐしていきます。
③両ひざを右に倒します。左右交互に5回パタンパタンと倒していきましょう。
④両ひざを立てくっつけます。内ももに力を入れ、ひざが離れないように意識しながら、右方向に倒します。
⑤ゆったりとした呼吸で30秒キープします。
⑥反対側も同様に行います。
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