手帳とヨガは似ている?19年目のロングセラーを誇る噂のハイスペック手帳「ヨガ手帳」開発者のこだわりと手帳観
手帳は、セルフケアのツール。手帳を使うこと自体が、自分をケアすることにつながる。そんな共通点を感じる"手帳愛好歴48年"、友人と共に関西地方で「手帳カフェ」を主宰するライターのみやむらけいこさんが、いま気になる手帳として「ヨガ手帳」をピックアップ。ヨガユーザー以外にも薦めたいヨガ手帳の魅力を、開発者の今井さんに詳しく伺いました。
この季節になると文具店や雑貨店に手帳がずらりと並び始める。
ヨガ手帳は、東京ヨガ企画が制作しているが、製本は有名メーカーが請け負っているので、手帳専門ブランドのクオリティと同等の品質の良さとヨガに特化した付属ページの充実が魅力。今回ご紹介する2026年版で19年目を迎えるという。
独特なページレイアウトが人気で、ヨガと縁のないユーザーも多い。
長年ヨガに携わる今井さんの手帳の使い方は「もうとにかく忘れちゃダメなことを全部書きます。完了したものを消して、積み残しはまた次の日の欄に書き込んで……だから全然映えないんですけど、それでも大切な相棒、なくてはならないです」。笑顔が親しみやすくとてもナチュラルな今井さん。「最近は感覚が全てスマホに持っていかれてしまう生活になっているので、自分に意識を向けるという時間が短くなっているように感じます。ヨガでは呼吸に意識を向けて自分と向き合うんですが、こんな時代だからこそ手帳を開くと自分のことを考えてほしいですよね」
手帳術ってどうなの?
「他人と比べない」「自分と向き合う」そんなヨガのポリシーと手帳のあり方はとても似ている。会社や地域、家庭で体力も頭も使い尽くして、その上あちらこちらで空気を読んでは気を遣い、自分のケアが全くできないまま目の前の物事をひたすら片付ける日々……そんな慌ただしい人々に「自分だけの時間」を提供してくれるのが、ヨガであり手帳なのではないかと思っている。
ところが、10年ほど前からInstagramやYouTubeに「他人に見せることが前提」の手帳を披露する人が現れた。本来は誰にも見せないはずの手帳を全世界に披露してメソッドを公開し、「夢を叶えましょう」「なりたい自分になりましょう」と語り、イラストやシールで華やかに手帳のページをデコってみせるのだ。
そんないわゆる世間でいうところの「手帳術」について、今井さんに聞いてみた。
「今、いろんなコンセプトの手帳や手帳術が多いじゃないですか。自己実現させるとか何かゴールを目指して、みたいなモノが多いですよね。本末転倒だな、と思ったのは『手帳が続かない人のために、続くコツ』を教えているのを見た時。続かない人は単に手帳が必要のない人だと思うから、わざわざ『続けよう』と啓蒙する必要があるのかな?って(笑)なんだか手帳に飼われちゃってるっていうか、逆だと感じるんです。使う人がオーナーなんだから好きなように使えばいいって思いません?(笑)『こんな生き方をしましょう』みたいに言われると、いきなり生きづらくなっちゃう」。そう自らの手帳を開きながら朗らかに続ける。
今井さんの手帳の使い方

「特定の使い方に縛られたり、SNS映えを意識して見た目をよくするプレッシャーって、何のため?誰のため?って疑問に思っちゃうんですよね。あくまでも毎日の生活のため、自分の考えをまとめるために使うもののはずじゃないですか。私は毎日タスクを書いているだけなんですけど、それでも書き出している時に『これ絶対今日やらないとダメかな? 来週でもいいよね』と自分の思考が執着していることに気づいたり、優先順位を訂正すると、頭の中も時間も整理されて、本当にスッキリするんです。『忘れちゃいけない』って思うことがどれほどのストレスか……ってことですよね。手帳を使って楽になる人が増えるといいと思います」と力を込めた。
ヨガ手帳の特徴
ラクシュミーコーラル、ガネーシャイエローなどカラーリングのネーミングもすでにヨガ。バッグの中で探しやすい美しい色、スタジオでも目立つのがいい。(主にスタジオでの販売がメインだが、オンラインでも購入可能。記事末尾参照)ハードカバーは手帳では珍しいが、今井さん曰く「スタジオなど机のない場所でも書きやすいので、硬い表紙を採用しています。」とのこと。
肝心の中身はというと、まず年間ページが2026年だけではなく2027年分も付いている。インストラクターやレッスンを受ける人たちが、レッスン予定をカウントしやすくなっている。

カレンダータイプのマンスリーには月の満ち欠けを掲載。体温や睡眠時間、体重など自分のカラダと向き合うために使うといい。前の月と次の月のカレンダーも同じページの片隅にある。ヨガに限らず仕事や習い事、PTA、ボランティアなど、活動先でサッと開いてスケジュールを検討する場面には最適のレイアウトだ。

それに何といっても、きちんと180度開いてピタリと止まる丁寧な技術を採用しているところが優秀すぎる。専門メーカーの人気手帳でも「クリップがないと開いた状態をキープできない」ものがたくさんある中、この技術はスゴイ! 製造はアルバムやロジカル(ノート)で名を馳せているナカバヤシさんが担当されているとのこと。行き届いた目線に使いやすさの根拠を発見!
抜群な使いやすさ!バーチカル&ノート

さまざまなヨガ手帳の特徴をお伝えしているが、抜群の使いやすさで人気を誇っている理由がこの週間ページ。2段に分かれたバーチカル(時間軸が縦に記載)で、スケジュールを時間ごとに書き込み、1週間を俯瞰できる。今井さんは「私の場合、時間軸は無視して(笑)とにかくこの日のタスクをひたすら書いて、完了すればペンでサッと横線を引いて消すという使い方をしています。」と、自由度の高さをアピール。加えて右ページが方眼ノートになっているから、スケジュール以外のこと、仕事の進捗や家族の予定などを記入できる。見開き2ページで多くの情報を記録、確認ができるという画期的なフォームだ。もう1つ注目すべきは、ヨガのポーズと解説があるところ。
ヨガのお勉強もしっかりと

レッスン前後にちらりと目を通しておくとためになるヨガ情報もたっぷり入っている。
これから日常にヨガを取り入れたい人にも最適な1冊になりそうだ。骨格や基礎知識、用語の解説や太陽礼拝のパラパライラストなど遊び心も満たしてくれるのもいい。2026年度版からはマンスリーページが10月からスタートしているから、即戦力として買い求めてヨガ手帳生活をスタートさせてみよう。
心身共に健やかな日々を約束してくれるヨガ手帳。最上級のクオリティの1冊で、満たされた日々を共に過ごしてみては?
ヨガ手帳ストア:https://yogatecho.myshopify.com/
問い合わせ先:東京ヨガ企画
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