海外で人気の手帳「バレットジャーナル」が人生を変える?あえてアナログ手帳をおすすめする理由
新しい年になり気持ちも新たに清々しいスタートを切ろうとしている方も多いかもしれません。今年の手帳はもう決めましたか?スケジュール管理はデジタル派という方も多いですが、筆者のおすすめはバレットジャーナル!海外では数年前から大人気で、最近は日本でも人気いわゆるアナログな手帳です。今回はバレットジャーナル使用歴3年目の筆者が、その魅力をお伝えします。
バレットジャーナルって何?
「バレットジャーナル」は、英語のBullet Journalがそのまま日本語になりました。
Bulletは、英語で中点(・)という意味があり、バレットジャーナルでは基本的に最初に中点(・)をつけてから箇条書きにしていく手帳です。
スケジュールやTo doリストはスマホやPCで管理するなんて手帳離れもある昨今ですが、バレットジャーナルはそんなデジタル時代に逆風を吹き荒らす手帳術。
バレットジャーナルの考案者は、アメリカ人のデジタル製品デザイナー・ライダー・キャロル(Ryder Carroll)氏。実は、ライダー氏はもともと学習障害を患っていて集中力が続かないという悩みがありました。そこで思いついたのがバレットジャーナル。
月の予定(マンスリーログ / Monthly log)、週の予定(ウィークリーログ/ Weekly log)、その日の予定(デイリーログ / Daily log)など、予定やTo doリストなどタスクを記録・管理することで、やり漏れがないように、また進捗状況も分かるのでそれだけで自分が集中できているかも客観視することができるようにしたのがライダー氏がバレットジャーナルを生み出した目的です。
バレットジャーナルがおすすめの理由
現代には「集中力がない」と悩んでいる人はたくさんいます。(私を含めて)仕事や勉強において結果や成果を残すためだけではなく、日常的な生活の場面でも”集中力”は私たちにとって暮らしを持続可能にしていくためには必須のスキル。具体的にバレットジャーナルが、持続可能な生活を送るためにおすすめな理由を私なりに考察してみました。
1. バレットジャーナルに必要なのはノートとペンだけ
必要なものはどこにでも手に入るノートとペンだけ。とてもシンプル。
せっかく始めるなら可愛いくておしゃれな文房具を使いたいという方もいるかもしれませんが、バレットジャーナルの場合は文房具は使い勝手を優先させる方がベター。使いづらい手帳ほど、長続きしないものはありません。
3日坊主にならないためにも実用性に長けているものを選ぶのがおすすめです。
2. アイディア次第で自由にカスタマイズできる面白さ
バレットジャーナルは、白紙のノートにに自分の書きたいこと、記録したいことを自由に記入できることが魅力。
シンプルに書き連ねていくこともできますし、絵を書いたりデザインが得意な人はカラフルなペンや色鉛筆、またはマスキングテープなどを利用することもできます。
ルールは一切なし!
書くことが決まっている、枠が決まっているなど既成品の手帳とは違うので、自分が続けやすいようにカスタマイズできるんです。
3. デジタルになれた私たちこそアナログな手書き手帳が良い
自他ともに認めるガジェット女子の私は、ジャーナリングやバレットジャーナルを始めるまでは、手書きの手帳よりもスマホに予定やTo do リストをつける方が便利だと思っていました。
もちろん、デジタル機器を利用することは便利なことではありますが、慣れてみると手書きの方が断然、頭に入っている感覚が違うということに気づきました。本を読んでいても、ノートにメモをしなが書いていくことで頭の中に内容がよく入ってきて理解できます。スケジュールやタスクなども、手書きの方が漏れがなくなりました。
科学的にも手書きの方が脳に刺激がいくということが証明されているようです。
出典:The Wall Street Journal : How Handwriting Trains the Brain
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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