食べ物の誘惑が多くて胃がキャパオーバー?【胃を元気にする】お腹の曲げ伸ばしストレッチ
芋や栗、脂ののった魚、ジューシーな果物、濃厚な甘さのスイーツ…。秋から冬にかけては食べ物の誘惑が多い季節です。連日の食べ過ぎで、「胃もたれがツライ…」と感じていませんか?そんな時、試してもらいたいのが、胃の働きを整える「中脘(ちゅうかん)」のツボを刺激するストレッチです。今回は、お腹をゆるゆると曲げ伸ばしして、胃を元気にするストレッチのやり方をご紹介! 食べ過ぎによる胃の不調を感じている人は、ぜひ参考にしてみてください。
食べ過ぎてキャパオーバー?
土の中でたっぷり養分を蓄えて育ったほっくりした芋類や、脂がのった魚。ジューシーで甘味・酸味のある果物、それに冬季限定のクリームたっぷり濃厚なスイーツなど、秋から冬にかけての味覚はどれも魅力的。食べる楽しみがグッと増す季節ですが、その分、胃に負担がかかりやすくなります。気づけば、連日の食べ過ぎで胃がもたれている…なんてことも。
食べたものが胃の中にとどまる時間は、2~3時間(消化の悪いものを除く)が一般的だといわれています。ですが、胃で消化できるキャパシティーを超えて食べてしまったり、食べる回数が増えたりすると、ちょっと話が別。食べたものが胃の中に滞留する時間が長くなります。すると、胃はフル回転で消化に取り組むことになるため、負担がかかってしまうんです。
胃の不調サイン
● 胃もたれや胃痛、膨満感
● 不快感や吐き気
● 消化不良
● 食欲不振
これらの胃の不調サインに心当たりがあったら、みぞおちとヘソの中間点にあるツボ、中脘(ちゅうかん)を刺激してみましょう。中脘(ちゅうかん)は、古来より胃腸の要とされ、指で優しく押したり、ストレッチで伸ばしたりすることで、胃の働きを整える効果に期待できます。
胃の不快感を軽減「お腹の曲げ伸ばし」ストレッチ
そんな食べ過ぎによる胃の不快感を軽減するのに役立つのが、お腹の曲げ伸ばしです。曲げ伸ばしするだけで中脘(ちゅうかん)を優しく刺激することができます。
食後すぐに行うと胃への負担が大きいので、食後30~60分は時間を空けておこなうようにしてください。
<やり方>
1)正座の姿勢で座り、足は重ねず、かかとを自然に開く
2)左右の座骨(お尻の下のほうにあるとがった骨)で両足のかかとを押し、恥骨と座骨の中心に体重を乗せて骨盤を起こす
3)両腕を頭上に伸ばし、手のひらは正面に向ける
4)息を吸いながら、胸を突き出すようにして上体を反らす。ゆっくり5回深呼吸する。
5)息を吐きながら、背中を丸めて腕を体の前に垂らす。この姿勢で、ゆっくり5回深呼吸する。
6)4)と5)の動きを数セット繰り返す。もしくは呼吸に合わせて交互に行ってもOKです。
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