【寝起きからたった3分の朝習慣】冷えからくる腰痛に!腰まわりをやさしくほぐす簡単ストレッチ
肌寒い時期になると、「朝起きた時に腰が重い」「寒くなると腰痛がひどくなる」など、冷えからくる腰のこわばりを感じる人が増えてきます。そこで今回は、腰痛予防・改善に効果的な寝起きストレッチをご紹介!たった3分、寝たまま腰まわりを動かすだけでOK。内側からじんわり温まり、体がスッと軽くなりますよ。
冷えと腰痛の関係
体が冷えると血管が収縮し、血流が滞って筋肉が硬くなります。特に、腰まわりには腸腰筋・腰方形筋など、腰痛の原因となる筋肉があります。
同様に、お尻の大きな筋肉大殿筋も腰痛と関わる重要な筋肉です。
これからの季節、寒さで前かがみの姿勢になったり、長時間のデスクワークで動かない時間が続いたりすると、さらに筋肉が緊張して血行不良が加速します。
「冷え」と「こわばり」が重なることで、腰の重だるさや痛みを引き起こすのです。だからこそ、今から、温めながらほぐす習慣を身につけておくことが大切です。
冷えによる腰痛を防ぐには?
冷えて硬くなった筋肉をいきなり伸ばしたり、強くマッサージしたりするのは、実は逆効果。まず、冷えた腰まわりをケアするポイントをチェックしてみましょう。
温める
腰・お尻・お腹を冷やさないこと。寝る前に、シャワーや湯舟で温めたりするのもおすすめです。
やさしく緩める
リラックスできる体勢で、筋肉のこわばりを開放します。緩めのストレッチをゆっくり行うのが効果的。
股関節を動かす
股関節を程よく刺激することで、腰まわりの血行を促進します。巡りのよい状態を保つことが大切。
呼吸を深める
深い呼吸でリラックスすること。副交感神経を優位にして内側から体を温め、冷えと緊張を同時に解消!
寝起きのたった3分でOK!腰まわりをやさしくほぐす冷え腰改善ストレッチ
朝起きる前、布団の中でできる簡単なストレッチです。呼吸とともに腰まわりをやさしく動かし、体を内側から温めましょう。
<やり方>
1)両膝を立てた仰向けになる。
2)膝を胸に引き寄せ、両手で膝裏を抱える。軽く左右にゆらして腰まわりを緩めながら1分ほどキープする。
3)片方の膝を胸に抱えたまま、反対側の脚を伸ばし、深い呼吸と共に1分ほどキープする。
4)脚を入れ替え、反対側も同様に行う。
余裕があれば、脛を抱えるようにして膝を胸に引き寄せて行います。ただし、肩や首が力んで呼吸が浅くなる場合は、無理をしないこと。顎を軽く引き、首の後ろを長く保って呼吸を深めましょう。
寒さによる腰のこわばりや重だるさは、緩めて温めることで楽になります。お腹や腰、お尻まわりの緊張を解くように、リラックスして行うことが大切なポイントです。朝のひと工夫で防ぐことができますので、起き上がる前のちょっとした時間で腰まわりを整え、冷えによる腰痛の予防・改善を目指しましょう。
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