ガチガチに固まりがちな胸まわりをふわふわ柔らかに!呼吸も気分も軽くなる超カンタンストレッチ
なんとなく気持ちが沈んでしまうときや、身体が前に丸まりがちなときにおすすめなのが、胸まわりを大きく広げるストレッチです。立ったまま手を頭上で組み、少し勢いをつけながら拳を後ろに引っ張るだけのシンプルな動きですが、胸が解放されて呼吸がぐっと入りやすくなり、気持ちまで前向きになれるはずです。
胸が広がると身体はどう変わる?
胸の筋肉(大胸筋や小胸筋)が硬く縮こまっていると、自然と肩が前に引っ張られ、背中が丸まってしまいます。この状態では肺が十分に膨らみにくく、呼吸が浅くなりやすいのが特徴。
ストレッチで胸を広げることで、肩の位置が自然と開き、肺のスペースが広がるので、呼吸が深まりやすくなります。呼吸が深まると酸素が体内にしっかり行き渡り、自律神経も整いやすくなります。つまり胸を広げることは、姿勢を整えるだけでなく、心身をリセットする効果もあるのです。
巻き肩や猫背を防ぐ効果も
現代人に多い「巻き肩」や「猫背」の原因は、胸の筋肉が固まり肩が前に出てしまうこと。特にスマホやPC作業が多い人は、気づかないうちにこの姿勢が定着しています。
このストレッチを習慣にすると、胸の筋肉がしなやかさを取り戻し、肩が正しい位置に戻りやすくなります。その結果、背筋がすっと伸び、自然と凛とした印象の姿勢へ。見た目の美しさだけでなく、肩こりや首こりの軽減にもつながります。
気分までリフレッシュできる
胸を広げる動作は、ただ身体を柔らかくするだけではありません。呼吸が深まることで副交感神経が働きやすくなり、頭の中のモヤモヤや疲れが和らぎ、気持ちがリフレッシュされます。
落ち込んでいるときや、集中力が切れたときに行うと、気持ちがすっと軽くなるのを実感できるでしょう。まるで心までストレッチしたような感覚を得られるのが、この動きの大きな魅力です。
ストレッチのやり方
1) 骨盤を立てやすい姿勢で座り、頭の上で両手を組みます。
2) なるべく肘を伸ばした状態で拳を後ろに後ろに引っ張るように前後は揺らし、なるべく二の腕が耳の後ろへくるようにしながら胸を開きます。
少し勢いを使いながら、テンポよく揺らしてみましょう。
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