見た目もグッと良くなる!壁を使って胸を気持ちよく開く「巻き肩改善ストレッチ」

見た目もグッと良くなる!壁を使って胸を気持ちよく開く「巻き肩改善ストレッチ」
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HINACO
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2025-11-02

パソコンやスマホに向かう時間が長い現代、無意識のうちに肩が前に丸まっていませんか?これがいわゆる「巻き肩」です。巻き肩は見た目の姿勢を崩すだけでなく、呼吸が浅くなったり、首や肩こりを招く原因にもなります。そんな巻き肩を解消するのに役立つのが、壁を使った胸・肩ストレッチ。肘を壁に固定して体をひらくだけで、硬く縮こまった胸の筋肉が伸び、肩の位置が自然と後ろに戻っていきます。

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なぜ巻き肩になるのか?

巻き肩の大きな原因は、胸の前の筋肉や肩の前側の筋肉が縮こまり、反対に背中側の筋肉が引っ張られて弱ってしまうことです。
長時間のデスクワークやスマホ操作では、腕を前に出す姿勢が続き、胸が閉じた状態で固まってしまいます。その結果、肩が自然と内側に巻き込み、背中も丸まりやすくなります。巻き肩は一見「肩だけの問題」に思えますが、実際には呼吸の浅さ、首のコリ、猫背、さらには腰痛にもつながる全身的な不調のサインでもあります。

巻き肩
イラストAC

このストレッチで改善できる理由

壁に肘を90度で立てかけて体をひらくと、胸の前の縮こまった筋肉がじんわりと伸ばされます。普段の生活では「腕を前に出す動き」が多いですが、このストレッチは逆の動きをとることでバランスを取り戻すのがポイントです。

胸がひらくと、肩が自然と後ろに引かれ、正しい位置に戻りやすくなります。その結果、巻き肩特有の「肩が前に落ちる姿勢」が改善され、見た目にも背筋がスッと伸びた美しい姿勢に。さらに胸郭が広がり、呼吸が深まりやすくなるため、自律神経が整ってリラックス効果も得られます。

続けることで変わるカラダ

このストレッチを習慣にすると、肩の位置が安定してくるため、巻き肩が徐々に改善されます。肩が正しい位置に戻ることで首や肩のコリが軽減され、頭痛や疲労感も減っていきます。
さらに、胸がひらいて呼吸が深まることで、集中力が高まったり、睡眠の質が良くなるなど日常生活にも大きな変化を感じられるでしょう。美容面でも、姿勢が良くなると首が長く見え、バストの位置も高く見えやすくなります。シルエット全体が若々しく、堂々とした印象に変わるのも嬉しいポイントです。

巻き肩改善ストレッチのやり方

1) 壁に向かって右肘を90度曲げた状態で、腕の内側を壁につけます。

大胸筋ストレッチ
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2) 左手で壁を押しながら胸を左側へ開いていき、右の肩内側から胸が広がるのを感じます。このまま15-30秒程度キープし、反対側も同様に行います。

大胸筋ストレッチ
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