【デコルテすっきり】胸が広がりコリ改善！簡単セルフケア＆エクササイズ

猫背の人は胸が硬い？

スマホやパソコンを使う時間が長くなると首、肩まわりがコリやすくなりませんか？長時間同じ姿勢で過ごしていると、実は首、肩、背面がこわばっている人は胸まわりが縮こまり硬くなっていることが多いのです。背中や肩甲骨まわりもガチガチになり疲労を感じやすくなってしまいます。

胸が縮こまり硬くなると呼吸が浅くなり、さまざまな不調の原因にも繋がってしまいます。

● 横隔膜（呼吸筋）の動きが制限され疲労感が抜けない　
● 体の隅々まで酸素が行き渡りにくくなり集中力の低下がおこりやすくなる　
● 脳疲労、内臓機能低下、睡眠の質の低下
● 自律神経の交換神経（緊張モード）が優位になりやすく、副交換神経（リラックスモード）が働きにくくなる

縮こまりやすい主な胸の筋肉

大胸筋

胸の表面を覆い猫背姿勢で短縮して硬くなる。

小胸筋

大胸筋の奥にあり肩甲骨を前に引っ張り巻き肩の原因となる。

三角筋の前部

肩の前側にありスマホやパソコンの姿勢で硬くなりやすい。

前鋸筋

肋骨の外側から肩甲骨の内側にあり猫背になると弱くなってしまう。

胸の縮こまりは筋肉だけではなく周囲の小さな関節の働きを妨げ、肩・胸・呼吸の動きが制限されてしまいます。

胸がほぐれる嬉しいメリット

胸のまわりがほぐれるケアや胸をひらく動きを取り入れることで関節の動きが改善され、胸郭が広がり呼吸も深くなります。その他にも、以下のようなメリットがたくさん！

● 胸の可動性アップ　→胸が開きやすくなり腕の動きがスムーズになる
● 肩甲骨の動き改善　→巻き肩の改善に効果的
● 呼吸が深くなる　→横隔膜の動きを助け自律神経に働きかける
● 肩コリ、首コリの緩和　→肩、首の緊張を和らげる
● デコルテがすっきりきれいに見える

デコルテすっきり！胸がひらくセルフケア

＜やり方＞

１）鎖骨下の根元から胸の前をまんべんなくほぐす（胸鎖関節、大胸筋）

２）肩に近いところの凹む所を奥の方までほぐす（小胸筋）

３）脇に親指を入れて人差し指から小指は肩前（三角筋前部）をほぐす

４）親指を脇に入れて人差し指から小指を後ろにまわして肩甲骨の外側と肋骨のまわり（前鋸筋）をほぐす

胸が広がるエクササイズ

今回ご紹介するのは、ヨガの糸通しのポーズです。

＜やり方＞

１）四つん這いになる　

２）右手を左手首の手前を通しながら右肩、右側頭を床に降ろす

３）左手を上げて腰へ添える

４）ゆっくりと胸を開いて呼吸を深くしていく

体勢がつらい場合は、肩や側頭の下にクッションなどを置いてもOKです。

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