つら〜い首まわりのコリをサクッとリセット!座ったままできちゃう首肩コリ解消ストレッチ
長時間のスマホ操作やパソコン作業、気づけば肩がすくんでいませんか?首や肩のコリは、単なる筋肉の疲れではなく、姿勢のクセやストレス、血流の滞りなど、日常生活の中に多くの原因が潜んでいます。
日常生活で首肩コリを招く原因
首肩コリは、姿勢の崩れや生活習慣の積み重ねから起こります。特に首の横の筋肉は、日常の中で酷使されやすい部分です。主な原因には以下のようなものがあります。
スマホやPC作業によるうつむき姿勢
首が前に突き出た状態が続くと、首の前側〜横の筋肉が常に引っ張られ、硬くなります。
巻き肩や猫背などの姿勢のクセ
肩が内側に入り、頭の位置がずれることで、首まわりのバランスが崩れやすくなります。
ストレスや緊張による筋肉のこわばり
精神的なストレスは無意識に首や肩の筋肉を緊張させ、血流を悪くします。
運動不足・冷え
動かす機会が減ると血行が滞り、筋肉に酸素が届きにくくなります。冷えもさらに筋肉を硬直させます。
首肩コリが引き起こす不調
首の横の筋肉が硬くなると、頭を支える筋肉のバランスが崩れ、首まわりの血流や神経の働きに影響を及ぼします。現れやすい不調には以下のようなものがあります。
頭痛・目の疲れ
首の筋肉が硬くなることで血流が悪化し、緊張型頭痛や眼精疲労が起きやすくなります。
首の動かしづらさや違和感
振り向く・うなずくといった動作でつっぱりを感じることがあります。
肩こり・背中の張り
首の硬さが肩甲骨まわりにまで波及し、背中の重だるさへとつながります。
自律神経の乱れによる不調
首には自律神経が多く通っており、筋肉が緊張すると血流と神経のバランスが崩れ、睡眠の質の低下や疲れやすさを感じることも。
なぜ首の横をストレッチすると良いの?
首の横には、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)や斜角筋(しゃかくきん)と呼ばれる筋肉があり、頭を支えながら呼吸や姿勢の維持にも関わっています。この筋肉は、スマホやパソコンでうつむく姿勢が続くと常に引っ張られ、血流が滞りやすくなります。
首の横をゆっくりと伸ばすことで、血流とリンパの流れを改善し、滞っていた血液やリンパの流れがスムーズになります。首の横の筋肉がゆるむと、頭を支える負担が減り、肩や後頭部の緊張も自然にやわらぎます。血流が改善することで、慢性的な頭痛や目の疲れの軽減にも効果的です。頭の位置が自然に戻り、背骨のカーブも整いやすく、姿勢が正しくなることで、肩の力みや背中の張りも軽減されます。
また、斜角筋は、呼吸の補助をする筋肉でもあります。硬くなっていると胸まわりが動かしにくくなり、呼吸が浅くなりがち。ストレッチでゆるめると、自然と呼吸が深まり、リラックスしやすくなります。
首の横の筋肉は、私たちが思っている以上に日常の緊張を受け止めている部分です。ストレッチでやさしく解放してあげることで、全身が軽くなるのを感じられるでしょう。
サクッとリセット!首肩コリ解消ストレッチ
今回ご紹介するストレッチは、椅子に座りながらできるので、仕事の合間や自宅でのリラックスタイムに手軽におこなえます。ポイントは「力を入れず、呼吸とともに伸ばす」こと。短時間でも、首まわりがほどけていくのを感じられますよ。
<やり方>
1)椅子に座り、左手で右のこめかみをタッチ。
2)右手の甲を左の腰に巻き付ける。
3)息を吸って背中を伸ばし、吐きながら首を左へ倒す。右の肩が上がらないように。
4)ゆっくりと5呼吸キープし、反対も行う。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
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