脚がすぐに疲れる原因は…「膝下が外側に張り出してるから?」腓骨を動かして整えるスネねじねじエクサ
膝下の骨が外側に張り出している!ふくらはぎがスグに疲れる。そんな方は膝下O脚という膝の骨のねじれが起きているかもしれません。日常の使い方によるクセであることも多く、十分改善ができます!
膝下がすぐに疲れる原因は?
脛の骨が外側に張り出す膝下O脚(XO脚とも呼ぶ)は、太ももの骨(大腿骨)が内側にねじれることにより、バランスをとるために脛の骨(脛骨)が外側にねじれることで起こりやすいとされます。このような骨のねじれがあったままエクササイズやヨガを行ったり、走る・歩くといった動作を行うと、筋肉や靭帯に不自然な負荷がかかります。筋肉のつき方もアンバランスになり、ふくらはぎの内側は弱く、外側の筋肉はつきやすくなるため、ふくらはぎの外側だけ張り出したような形になってしまうことに。これが膝下O脚や脚がすぐに疲れる原因になってしまうのです。
イラストAC
さらに、膝裏は血管やリンパの通り道。筋肉や靭帯がずれている状態だったり、重心が整っていないということは、血流やリンパの流れにも影響がでることも考えられますよね。だるさ、疲れ、むくみ、冷え等、ふくらはぎ周辺で感じる不調すべてにこの膝下O脚が関わっている可能性があります。
どこから整える?
膝下O脚を元の状態に整えたい場合、骨のねじれを解消するためには骨を動かしていかなければなりません。しかし、骨を動かそうとしても周りについている筋肉の硬さが邪魔をするため、まずは過剰に働きすぎているふくらはぎの外側の筋肉をほぐしていくことが効果的です。膝周りの筋肉がほぐれ、動かしやすい状態にできれば、骨も動きやすく、使いたい筋肉にトレーニングの刺激も入れやすくなるためです。特にほぐしたいのが、ふくらはぎの外側についている腓骨筋(長腓骨筋と短腓骨筋)です。
腓骨筋をほぐすには、手でもむこともできますが、筋膜リリースローラーやフォームローラー等の道具を使うと簡単でしょう。
すねねじねじエクササイズのやり方
STEP1.ローラーの上にスネの外側を乗せ、手で押さえて圧をかけながらローラーを動かします。膝の近くから外くるぶしの近くまで、広い範囲が当たるように動かしてみましょう。
STEP2.筋肉がほぐれたら、脛の骨を動かしてねじれを元に戻すために動かします。膝を立てて両手で動かないように抑えたら、膝から下のスネ~足首~足先を左右にゆらします。カカトを床に着けたまま、つま先を少し床から離して左右に大きく動かしましょう。
ねじれが強い場合や筋肉の硬さがあると、つま先が内側だけ動きやすいなど動きの左右差があるでしょう。左右どちらの動きも同じくらいの角度まで動かせるのが理想です。お風呂上りの筋肉がほぐれやすい時に毎日行えば、2週間程度で膝下の形に変化を感じることができるでしょう。
▼インストラクターの動きを動画で確認してみよう!
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