「膝下が太い！」と気になる人やってみて→外側に張り出したふくらはぎを細見えさせるほぐし＆エクサ

ふくらはぎの太さが悩み

多くの女性が気になるふくらはぎの太さ。その原因は「膝下O脚」という骨格のねじれかもしれません。これは、太ももはそろっているのに、膝から下が少し外側に広がって見える状態をいいます。一般的なO脚は膝同士が開いていることが特徴で、膝下O脚はふくらはぎの形に特徴が出るのがポイントです。見た目のシルエットに影響するだけでなく、歩き方のバランスや脚の疲れやすさにもつながることがあります。

膝下O脚の原因は？

膝下O脚の原因は、生まれつきという方もいますが、多くの場合は普段の立ち方や歩き方のクセ、体重のかけ方などが関係しているともいわれています。また、長年の生活習慣や靴の選び方によっても影響を受けることがあります。主に膝のねじれによって膝下の骨が外側に捻じれ、ふくらはぎの筋肉も外側につきやすくなることにより、膝下が湾曲しているように見えてしまうという形。実は筋肉が原因ではなく骨が原因であることが多くあります。

脛には、脛骨と腓骨という2つの骨があります。脛骨はスネの出っ張っている大きな骨。腓骨は脛骨の外側についている細い骨です。この2本の骨の間には少し隙間がありますが、この隙間が筋肉の使い方や体の癖により開いてしまうような骨のつき方に変わってしまうことがあります。

物理的に骨を動かすというのは難しい話ですが、身体に「骨の位置を覚えさせる」ようなイメージでエクササイズを繰り返すことで、身体の使い方や筋肉のつき方、骨の在り方を変えていくことはエクササイズでも十分可能です。

ふくらはぎの形を変えるエクササイズ

まずは、ふくらはぎ周りの硬くなっている筋肉をほぐし、身体の癖をリセットしていきます。そこから、骨を寄せるエクササイズを行い、身体に正しい位置を教育していきましょう。

１）筋膜リリースローラーを床に置き、右脚のふくらはぎの外側をローラーに乗せる

２）特に張り出している部分を中心に、ふくらはぎの外側全体をほぐす（30秒～1分程度）

次にローラーを使わずに、手で骨を動かすエクササイズです

３）右膝を立てて座り、両手を軽く組み合わせたら、スネを両手の平で包むように上から抑える

４）手を閉じるようにしながらスネを内側・外側から真ん中に集めるように押す（30秒～1分程度）

左右の脚を比べてみると、エクササイズを行った右脚の方が、少しほっそりしている感じに見えるでしょう。逆側も同様に行いましょう。

▼インストラクターの押し方やほぐし方を動画でチェック