40代以降の衰えやすい筋力・柔軟性・血流まとめて整え代謝アップ!疲れやすさ、太りやすさ解消ポーズ
少し歩いただけで疲れる、腰や肩が重く感じる、体が冷えやすい、食べ過ぎていないのに体重が増える...これらは加齢とともに起こる代謝の低下が関係していることがあります。全身を整え、代謝アップに効果的なヨガポーズをで代謝アップを目指しましょう。
年齢とともに起こる3つの衰えが代謝を下げる?
40代を過ぎると、次のような変化が少しずつ現れ、代謝が低下しやすくなります。代謝は、じっとしていても消費されるエネルギー(基礎代謝)と、歩いたり動いたりすることで消費されるエネルギー(活動代謝)の両方を指します。
筋力の低下:筋肉量が減り、同じ動作でも疲れやすくなる
柔軟性の低下:関節や筋肉が硬くなり、動きが制限されやすくなる
血流の低下:酸素や栄養が体のすみずみに届きにくくなり、体が重く感じやすくなる
こうした低下は、それぞれが代謝に直結しています。筋力がつくことでじっとしていてもエネルギー消費が増え、柔軟性が高まることで血流や関節の動きがスムーズになり、血流が良くなることで酸素や栄養が全身に届きやすくなります。これらが組み合わさることで、体の代謝が上がり、疲れにくく、脂肪が燃えやすい体につながるのです。
全身を整える1ポーズで代謝アップ
こうした衰えに対して、単に筋肉を鍛えるだけでは不十分で、柔軟性だけを伸ばす運動でも血流や代謝には限界があります。理想的なのは、筋力・柔軟性・血流のすべてをバランスよく整えることです。つまり、全身の大きな筋肉を使いながらしっかり伸ばし、関節の可動域を広げ、同時に血流を促す動きができることが大切です。
そこでおすすめしたいのが、ヨガの「戦士のポーズ2」です。このポーズは、太ももやお尻、体幹の筋肉をしっかり使いながら、胸や肩、股関節を開くことで柔軟性を高め、さらに腕と脚を広げて体全体の血流も促します。衰えやすい機能をまとめて整えられるため、脂肪が燃えやすい体づくりにもぴったりのポーズです。
<やり方>
1)足を大きく開いて立つ。右のつま先は真横(90度)に向け、左のつま先はやや内側に向ける。
2)右膝を曲げて腰を落とし、左右の足に均等に体重をかける。曲げた膝がつま先より前に出ないように注意。
3)両腕を肩の高さで横に広げ、胸を開く。目線は右手の方向へ向け、全身を安定させながらゆっくり呼吸をしてポーズをキープ。首が痛ければ、顔は正面を向いてもOK。
4)反対側も同様に行う。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く







