「指示に合わせると呼吸が苦しい…」レッスン中の呼吸の正解は?

 「指示に合わせると呼吸が苦しい…」レッスン中の呼吸の正解は?
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伊藤香奈
伊藤香奈
2019-01-22
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吸う息と吐く息の長さを「調える」

さらにヨガの呼吸でももう1つ大切なのは、アーサナ中は吸う息と吐く息の長さを一緒にすることです。4カウントで吸ったら、4カウントで吐く。この吸う息と吐く息のバランスを整えようとすることが「調息」というヨガの大切な要素の1つなのです。無理にポーズを取ろうとすると吸う息が浅く早くなりやすいため、インストラクターはあえてゆっくりとした誘導で呼吸を深くするように促すこともあります。

インストラクターのカウントと同じ長さにできなくても問題はありませんが、ご自身の吸う息と吐く息の長さを同じにするように意識しましょう。もし吸う息と吐く息の長さが整わない場合は、無理をしてポーズを取っている証拠。ポーズを少し緩めたりポーズからでるなど、呼吸が整うところでポーズを深めていきましょう。

自分のペースで呼吸してみよう

インストラクターが誘導する呼吸の長さや回数に、必ずしも合わせる必要はありません。それよりも大切なのは、呼吸を止めずに意識し続けることと、吸う息吐く息を整えることです。心地よく呼吸とポーズを味わえるポイントを探していくことこそが、「内観」にもつながり、さらにヨガを深めることにつながります。インストラクションはあくまでも参考程度に。一番大切なのは、ご自身の体に合った呼吸のリズムに従うことなのです。

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