自律神経を整えて気分もスッキリ!疲れたときに押したい手首にある「万能ツボ」の押し方
パソコンやスマホで疲れた手首に!ツボを刺激してリフレッシュ!長時間のデスクワークやスマートフォン操作で、手首がだるくなったり、こわばったりしていませんか?そんなときは、簡単なツボ押しワークで手軽にリフレッシュしましょう。
手首にある「よく効くツボ」のご紹介
手首にある「内関(ないかん)」と「外関(がいかん)」のツボをご紹介します
《内関(ないかん)のツボ》
内関は、手首の内側(手のひら側)にあるツボです。心包経という経絡にあります。心包経は心臓を外から包み込み、心臓が外部の刺激やショックから保護されるように働く「心包」の働きを助けます。
▪️場所:手首のシワから指3本分ほどひじの方向に上がった、2本の腱の間です。
▪️効果:古くから乗り物酔い、吐き気、胃の不快感など消化器系のトラブルに良いとされています。また、不安や動悸を鎮めるリラックス効果も期待できます。その他、頻脈、動悸、吐き気、胃炎、不眠、つわりなどにもよいです。
《外関(がいかん)のツボ》
外関は、内関とほぼ同じ位置ですが、手の甲側にあるツボです。三焦経にあります。三焦経は「水道を主る」とされ、体内の水分の代謝を促進し、むくみや排尿トラブルなど水分代謝に関連する症状に効果があります。「水道を主る」とされ、体内の水分の代謝を促進し、むくみや排尿トラブルなど水分代謝に関連する症状に効果があります。
▪️場所:手首のシワから指3本分ほどひじの方向に上がった、2本の骨の間です。
▪️効果:肩や首のこり、頭痛、めまいなど上半身の不調に良いとされています。腕のだるさや、手のしびれにも効果的です。また、自律神経を整え、疲労回復や、乗り物酔い、吐き気に効果があります。免疫力向上や美肌、顔のリフトアップにも役立ち、ストレス性の不調や全身倦怠感、耳鳴り、難聴、上肢の麻痺にも効果があり万能のツボです。
2つのツボの使い分け
内関と外関は、どちらも自律神経のバランスを整える働きがあるとされており、ペアで使われることも多いツボです。
①内関は主に内側の不調(吐き気、不安など)に
②外関は主に外側の不調(こり、痛みなど)に
ツボを押すときは、指の腹でゆっくりと、気持ちいいと感じる程度の強さで押してみてください。
▪️基本的な押す方法
指の腹を使う:親指の腹や、人差し指・中指・薬指の3本の指の腹を使い、優しく押します。 ゆっくりと圧をかける。強さは「痛気持ちいい」くらいが最適です。
ツボ発陳(気を発生させる)ワークのやり方
叩くワーク
1. 右の手首を、左の手首にクロスするように当てて、手首の内側にあるシワの中央あたりを、軽くトントンと叩きます。
2. 心地よいと感じる程度の強さで、数回繰り返しましょう。手首の上だけでなく下も同様にたたきます。
3. 手首を入れ替えれば、両手首、同時に刺激できます。
叩くことで血行が促進され、こわばりが和らぎます。
回すワーク
1. 右の手首を左手でにぎる
2. 手首を大きくゆっくりと回します。
内回し、外回しをそれぞれ数回ずつ行いましょう。
3. 左手首を右手でにぎり、内回し、外回しをそれぞれ数回ずつ行いましょう
終わったら、目を閉じて、深呼吸します。
手首の可動域を広げ、柔軟性を高める効果が期待できます。この簡単なワークを、仕事の合間や休憩時間に試してみてください。
手首の疲れが取れるだけでなく、気分もすっきりしますよ。
注意点…食後すぐや飲酒後、体調がすぐれない時はツボ押しを避けてください。 妊娠中の場合は、ツボ押しが体に影響を与える可能性もあるため、医師に相談してから行うようにしてください。ご自身の体調に合わせて、無理のない範囲で試してみてください。
※本記事は一般的な健康情報を紹介するものであり、効果や効能を保証するものではありません。また、医療行為を目的とするものではありません。実践の際はご自身の体調に合わせ、無理のない範囲で行ってください。
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