【手は第二の脳】意外と疲れている手や腕の重だるさを一気に解消!手首と腕のスッキリストレッチ
普段気づかないうちに酷使している手と腕。手をグーパーグーパーしてみると少し開きづらかったり、力が入りにくくなっていませんか?腕はスーッと上に上がりますか?今回はその重だるさを解消するためのストレッチをご紹介します。
手・腕が重だるくなっていませんか?
一日中パソコン作業をしていたり、家事育児をこなしていると、気づかないうちに手や腕をたくさん動かしているものです。そして、ふと気づくと手首や腕が重だるくなっていませんか?その重だるさは首・肩・背中のコリに繋がっています。
また、手は第二の脳とも言われたり、感情とも繋がっている大事なところです。緊張が続いている、イライラする、ボーッとする、気力がなくなるなど負の感情が続いている場合、もしかしたら手首や腕の疲れも原因の一つかもしれません。
作業の隙間時間に手首・腕のだるさを解放するストレッチを日常に取り入れ心身の疲労回復に繋げましょう。
手・腕の筋肉
上図のように手・腕が自由に動くために多くの筋肉が作用しています。これらの筋肉をまんべんなくほぐしストレッチしていきましょう。
手首(手の甲側・手のひら側)ストレッチ
1)四つん這いになり、片方の手の甲(指先自分側)を床につけ、ゆっくりお尻を後ろに引く。
2)手首側から(シールをはがすように)ゆっくり床から離す。
3)手首を振って力みをとる。反対の手も同様に行う。
4)もう片方の手のひら(指先自分側)も床につけ、同様に1)~3)まで行う。
ポイント:椅子に座りながら、太ももの上で同じようにストレッチすることも可能。肘の反りすぎ(過伸展)から肘関節を痛めないよう注意してください。
二の腕(上腕三頭筋)ストレッチ
1)四つん這いになり、片方の肘を曲げ、指先は背中の方へ近づける。
2)お尻を後ろに引き、脇を床の方へ近づけ深呼吸。反対の二の腕も同様に行う。
二の腕(上腕二頭筋)ストレッチ
1)両膝を立て、座る。手のひら下にし、できるだけ遠くの床に手をつく。
2)肘が反り返らない程度に腕を伸ばし、力こぶができるあたりが十分伸びているのを感じる。胸の中心を空に突き上げ、肩の開きも感じながら深呼吸を繰り返す。
3)ゆっくり両手を引き寄せ戻ってくる。
AUTHOR
元田裕子
ヨガインストラクター。図書館司書として働いていた頃にヨガと出会う。心身がすっきり解放される感覚に魅了され、指導者資格を取得。現在は、オンラインレッスンのほか、横浜市内のヨガスタジオ、カルチャーセンター、子育て支援施設、神社などでクラスを担当。子どもから大人まで幅広い世代へセルフケアの大切さを伝えている。全米ヨガアライアンス500時間修了/龍村ヨガ指導者養成講座修了/経絡YOGA認定講師。インドのアーユルヴェーダDr.よりアーユルヴェーダ・マルマセラピーを学んでおり、アーユルヴェーダアドバイザー、マルマセラピストとしても活動の幅を広げている。
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