「暑すぎて内臓が疲れていませんか?」重い夏バテ防止にはこれ!簡単ツイストポーズで内臓ケア

「暑すぎて内臓が疲れていませんか?」重い夏バテ防止にはこれ!簡単ツイストポーズで内臓ケア
photo AC

立秋が過ぎ、朝晩は少し涼しさも感じるようになりましたね。しかし、今年は夏が早く訪れた体感もあり、私達の身体は疲労やストレスも溜まってきているのが8月。どうしても食欲が落ちたり、だるさを感じたりすると、いよいよ「夏バテ」の症状が出やすくなります。その大きな要因のひとつが 内臓の疲れ です。今日は夏バテを防ぎながら、身体の調子を整えるツイストポーズをご紹介していきます。

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お腹の「ぐぅ~」鳴っていますか?

「時間になってもお腹が空かない」そんな方は内臓の疲れのサインかも。汗をかいた身体が欲するのは、冷たい飲み物やさっぱりとした冷たい食べ物。しかし、涼しい部屋で外からも内側からも冷やすことで、身体の中が冷えすぎてしまい、胃腸の働きが低下し、消化能力も低下していきます。
蓄積された夏の疲労、暑さに対応する為に交感神経が優位なことによる睡眠の質低下、そして室内外の温度差で生じる自律神経のバランス崩れは、身体の見えない不調に繋がらざるを得ません。

ヨガでサポート出来ること

このような状態を整えるために役立つのが、ヨガの ツイストポーズ(ねじりのポーズ) です。ツイストの動きは一見シンプルですが、内臓や自律神経に深く働きかける力を持っています。
ツイストではお腹周りをねじることで、 内臓の血流が促進され ます。内臓は筋肉のように自ら強く動くことができず、血流の滞りが生じやすい場所です。そこでツイストを行うと、内臓がやさしくマッサージされるように刺激を受け、胃や腸の働きが活発になります。消化力が高まれば、冷たいものや偏った食事で疲れた消化器官をサポートでき、食欲不振や便秘の改善にもつながります。

お腹写真
photo AC

自律神経にも作用してくれる

さらにツイストには自律神経を整える作用 があります。背骨を中心に身体を動かすと、脊柱のまわりにある自律神経が刺激されるからです。
これにより、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになり、乱れがちなバランスが調整されます。特に暑さの中で長時間過ごすことが多い方は、交感神経が優位になりがち。内臓の働きは、実は「副交感神経」が優位になることで「促進」されるので、リラックスすることで胃腸の動きが促され、結果として、心身ともに落ち着き、夏バテ特有のだるさや疲れを軽減することができるのです。

また、ツイストの動きは 呼吸を深めるサポート もしてくれます。ねじる動作のなかで胸郭が広がると、肺の奥まで酸素を取り込みやすくなるのです。呼吸が深まれば、自律神経にも作用し、疲労回復に必要な酸素供給がスムーズになり、エネルギー代謝が高まります。これは「疲れを溜めにくい体づくり」に直結します。夏の疲れを癒し、快適に過ごすためのセルフケアとして、ぜひ取り入れてみましょう。

呼吸も深まる簡単ツイストポーズ

1、両手を身体の後ろにつき、両膝を立てます。息を吸って、吐きながら左に倒していきましょう。

ツイスト①
photo by Naoko Iwasaki

2、上半身を起こしながら、右手を左膝、左手を身体の後ろにつきます。

ツイスト②
photo by Naoko Iwasaki

3、息を吸って、吐きながら身体を左側にツイストしていきましょう。呼吸を続け、息を吐きながら無理なくツイストを深めていきます。

ツイスト③
photo by Naoko Iwasaki

4、余裕があったら、息を吸いながら左手を引き上げ、吐きながら身体を右に倒し、身体の左側を伸ばしていきましょう。

ツイスト④
photo by Naoko Iwasaki

5、息を吸いながら身体を起こし、吐きながら左手を楽に降ろしていきます。

詳しい内容は、こちらの動画からもご覧頂けます。

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ツイスト①
ツイスト②
ツイスト③
ツイスト④
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