重ダル腰の原因はお尻の奥の筋肉の硬さ?【寝たままできてラク】奥までじんわりお尻ほぐしエクササイズ

重ダル腰の原因はお尻の奥の筋肉の硬さ?【寝たままできてラク】奥までじんわりお尻ほぐしエクササイズ
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腰の重ダルさは、腰そのものではなく、お尻の奥にある小さな筋肉の硬さが原因かもしれません。今回ご紹介する寝たまま楽にできるストレッチを行なって、奥のコリをじんわりほぐし、腰まわりの重だるさを和らげましょう。

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腰の不調を引き起こす「小さな筋肉」

腰まわりの不調と深く関係しているのが、お尻の奥にある梨状筋(りじょうきん)という小さな筋肉です。 骨盤の内側から太ももの骨に向かって斜めに伸び、歩く・立つ・座るといった日常の動作で股関節が正しく働くように支えてくれている働きがあります。

梨状筋
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梨状筋(りじょうきん)は、長時間座りっぱなしでいる、同じ姿勢を続ける、足を組むクセなど、よくある日常的な動作の積み重ねで、じわじわと硬くなっていきます。その結果、すぐそばを通っている坐骨神経が圧迫されてしまい、腰のだるさだけでなく、お尻のハリや脚のしびれ、股関節の詰まり感などを引き起こすこともあります。

梨状筋(りじょうきん)は、目で見えず、手で触れにくい深層の筋肉なので、硬さに気づきにくい部分。だからこそ意識的にケアしてゆるめていくことが大切です。

奥までゆるむ!寝たままストレッチ

お尻の奥にある梨状筋をゆるめる方法はいくつかありますが、今回は寝たまま行えるストレッチをご紹介します。

立った姿勢や座った姿勢でのストレッチは、どうしても体のどこかに力みが入りやすくなります。それに比べ、仰向けの体勢は、自然にリラックスしやすく、深い筋肉までじんわりとゆるみやすくなります。筋肉をしっかりほぐしたいときこそ、脱力できる姿勢を選ぶのは大切なポイントです。

椅子を使って、体をさらに安定させながら、無理なく安全にストレッチを深めてみましょう。

<やり方>

梨状筋ストレッチ
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1)仰向けに寝て、片脚のふくらはぎを椅子の座面に乗せる。もう一方の足首を、椅子に乗せた脚の太ももに乗せて、脚で四の字をつくる

梨状筋ストレッチ
Photo by Kayoko Yoshida

2)楽な姿勢を保ったまま呼吸を繰り返す。股関節の開きづらさを感じる時は、曲げた膝に手を添えても良いです

3)お尻の奥がじんわり伸びる感覚を味わいながら。30秒から1分ほど行い、終わったら反対側も同様に行う

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梨状筋
梨状筋ストレッチ
梨状筋ストレッチ