【40代〜50代の夏バテ対策】汗だく運動不要!たった1分でだるさを吹き飛ばす簡単エクササイズ

【40代〜50代の夏バテ対策】汗だく運動不要!たった1分でだるさを吹き飛ばす簡単エクササイズ
photo by photoAC
須藤玲子
須藤玲子
2025-08-03

「夏がつらくなってきた…」「なんとなく体が重い…」そんな夏バテのサインを感じていませんか?40代〜50代の体は、年々季節の変化に敏感になっていくもの。そこで今回は、頑張らなくてもOK!1日1分で整う夏バテ予防エクササイズをご紹介します。

広告

夏バテって何?だるさの正体とは

夏バテ=単なる暑さによる疲れ、と思われがちですが、原因は一つではありません。例えば、

● 冷房による体の冷え
冷たい飲食物の摂りすぎ
発汗による水分・ミネラル不足
睡眠不足
室内外の温度差による自律神経の乱れ

これらが複雑に絡み合い、体内の巡りが悪くなった結果、「なんとなくだるい」という夏バテ状態に陥るのです。

40代〜50代の体は夏の不調を引きずりやすい?

年齢とともに基礎代謝や筋力は自然と落ち、季節の変化に体がついていきにくくなります。特に、ホルモンバランスが乱れやすくなる40代〜50代の女性は、若い頃は大好きだった夏がだんだん苦手になる年頃。夏でも体が冷えたり、汗をかきにくくなったり、疲れをため込みやすい体になりがち。このような体質の変化も重なり、夏バテが慢性的な不調の引き金になることも…。

この夏を元気に乗り切るだけでなく、次の季節に不調を持ち越さないことも大切です。激しい運動で頑張るより、呼吸・血流・自律神経のバランスを整える軽めのストレッチや、簡単なヨガを日々の取り入れることがおすすめです。

1日1分でスッキリ!夏バテを解消する簡単エクササイズ

今回は、骨盤まわりの巡りを促して内臓の働きを高めるヨガポーズ「バタフライポーズ(がっせきの前屈ポーズ)」をご紹介します。背骨を緩めることで、乱れがちな自律神経にもアプローチ!夏バテの予防や解消にぴったりのポーズです。

<やり方>

足の裏と裏をつけて脚をひし形にして座った体勢
Photo by Reiko Sudo

1)ブランケットや座布団をお尻の下に敷き、脚をひし形にして座る(がっせきのポーズ)。足の裏はぴったりつけなくてもOK!

脚をひし形の形にしたがっせきのポーズから上体を前に倒したバタフライのポーズ
Photo by Reiko Sudo

2)息を吐きながら、背中や腰まわりの力を抜き、顔を足元に近づけるようにして上半身を前に倒す(バタフライのポーズ)

脚の上にクッションを置いて軽減したバタフライポーズ

3)股関節がじわじわ開き、背中がゆるむのを感じながら、この姿勢を1分程度キープする

前屈がきつい方は、足の上にクッションを置いて、腕を枕にしておでこを乗せましょう。

ポイントは、背中が丸くなりすぎないように、自分に適した足の位置を見つけること。深い呼吸を忘れずに、ちょうどよい心地よさの範囲で行うようにしましょう。

今年の夏は上手にヨガを取り入れて、疲れ知らずの体を手に入れましょう!

広告

RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

足の裏と裏をつけて脚をひし形にして座った体勢
脚をひし形の形にしたがっせきのポーズから上体を前に倒したバタフライのポーズ
脚の上にクッションを置いて軽減したバタフライポーズ