【猛暑で自律神経が危ない】夏バテを予防するカギ!自律神経の通り道「背骨」を整える30秒セルフケア
毎日暑い日が続き、 体がだるい、睡眠不足、食欲不振などの「夏バテ症状」を感じている人も多いかもしれません。夏を快適に乗り切るために、知っておくと役立つセルフケアをご紹介。ポイントは「背骨」です。
こんな症状が増えてきたら夏バテのサインかも
・体がだるい・疲れやすい
・無気力
・食欲不振
・便秘・下痢
・イライラしやすい
・睡眠不足
・立ちくらみ・貧血
・冷え・むくみ
・頭痛
夏バテを起こす原因
夏バテの原因の一つに、寒暖差があります。外に出ると日差しが強く高温多湿状態、一方で室内や電車などは冷房でキンキンに冷えている過酷な環境。
この夏特有の寒暖差により、自律神経が乱れてしまうのです。自律神経は、正常に働いていると、暑い時に汗をかいて血管を拡張させるなどして体温調整を行っていますが、急激な温度差があると自律神経の調整機能が追いつかなくなり、バランスが乱れてしまいます。
また、自律神経は体温を調整する機能のほか、血液循環や胃腸、睡眠やホルモンバランスとも深く関わっているため、自律神経の働きが低下すると、疲れや無気力、イライラ、食欲不振、睡眠障害なども起こりやすくなります。
自律神経の通り道である「背骨」を整えよう
自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」という二つの神経系からなります。
交感神経は、緊張状態やストレス時に働く神経で活動時に機能します。副交感神経は、心身を休め回復させる、体のメンテナンスを担う神経で、リラックス時や就寝タイムに働きます。
夏の環境では交感神経が優位に働きやすく、リラックス時や就寝時にも副交感神経にうまく切り替わらないことがあります。そうなると、先ほど挙げたような症状を引き起こしてしまうので、副交感神経を優位させることを心がけることが大切です。
また、自律神経は背骨の周りに通っているので、背中の筋肉が固まっていたり、背骨を柔軟に動かせなかったりすると、自律神経もうまく機能できません。背骨やその周りの筋肉を緩めることで、自律神経の働きが活発になり、心身の健康へと繋がるのです。
30秒でできる「背骨」を整えるセルフケア
①椅子に座り、息を吐きながら背骨を丸め、吸いながら背骨をしならせ胸を張る。
②この動作を3〜5回繰り返す。
③息を吸いながら両手を握って高くあげる。
④吐きながら体を横に倒す。左右ともに。
⑤背骨をしならせながら大きく胸を開いて呼吸をする。
⑥組んだ両手を離してスッキリ!
動画でも確認できます
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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