【夏の内臓は冷えている!?】あらゆる不調につながる「冷え内臓」を温める!寝る前リラックスヨガ
暑さが本格的になり、冷たい飲み物や食べ物を摂る機会も増えきたのではないでしょうか。水分補給は積極的にしたいものですが、冷たい飲み物ばかり飲んでいると、内臓に負担がかかってしまいます。夏に取り入れたい、内臓を温めるヨガをご紹介していきます。
夏の内臓は冷えている!?
「外は暑いのに、手足やお腹、腰などは冷たい」と感じたことはありませんか? 冷房が効いた室内と外の気温との差は10度以上にもなっていて、その温度差は思った以上に身体に負担がかかっています。特に影響を受けるのが、体温調節をする自律神経です。
また、涼しい屋内に長時間いると身体がだんだん冷えてきます。そこで体温を維持しようとして、血管も収縮。結果、血液の巡りが悪くなり、身体の末端である手足から冷えていきます。
内臓が冷えるとどうなる?
外気温との差を身体がコントロールしようとしているなかで、冷たい食べ物や飲み物を摂ると、体の内側が冷えてしまいます。
体が冷えると起こるトラブル
・通常は37度程度に保たれているはずの内臓が冷えてしまい、その冷えた内臓を温め直すには大変なエネルギーと時間が必要になる。
・身体の深部体温が下がり、身体の体温が上がりにくくなる。
・深部体温が緩やかに下降し始めることで睡眠に入りやすくなるため、内臓が冷えることで睡眠の質がダウンする。
内臓を温めると睡眠の質もアップ
緩やかなストレッチなどで、内臓を温めて深部体温を上げることで、夏の睡眠の質改善に繋がります。また、シャワーではなくできるだけぬるめのお湯に浸かるのもおすすめです。
お休み前の内臓あたためポーズ
小さく丸まるこのポーズは、内臓を刺激して温めるだけでなく、①便秘の解消②腰痛改善③ストレートネックの解消などにも期待できます。呼吸に合わせて、最後は脱力感も味わっていきましょう。
1、膝を立てて仰向けになります。
2、両膝をお腹に近づけながら、両手で両脚を抱え込み胸に引き寄せます。骨盤を後ろに倒し、腰椎のスペースを広げるように意識しましょう。
3、左右にゴロゴロとゆっくり身体を揺らします。ひじや二の腕が床に付くくらい揺れると、身体の広い範囲をほぐすことができます。
4、息を吸いながら上半身を起こし、おでこと膝を近づけて、吐きながら身体をできるだけ小さく丸めましょう。力を内側に溜めるようなイメージで行ってください。
5、息を吸いながら、ゆっくりと頭を床に下ろし、吐きながら力を抜いていきましょう。この動きを2、3回繰り返します。
6、息を吐きながら仰向けになり、両手と両脚の力を抜いて伸ばし、さらに息を吐きながらで力みを手放しましょう。
詳しい内容は、こちらの動画からご覧いただけます。
AUTHOR
岩﨑奈緒子
11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。
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