【ぐるぐる・ゴロゴロ】夏の冷えたお腹にご用心!お腹にダイレクトに働きかける「内臓冷え解消ヨガ」
暑い夏は冷たいものを食べたり飲んだりする機会が増え、お腹の調子を崩しがち……。便秘や下痢になりがちの人は、内臓の働きを良くするためにお腹を意識的に動かすことが大切です。お腹周りを刺激して芯から温めるヨガポーズをご紹介します。
お腹が冷たい「内臓冷え」が増えてます
暑い夏は冬に比べて手や足先、肌の表面が温かく、身体の冷えをあまり感じない人も多いのではないでしょうか。しかし、おへそ周りに手を当ててみてください。ヒヤッと冷たくなっていませんか? それが「内臓冷え」です。
内臓冷えは隠れ冷えとも呼ばれていて、自覚がない人が多いのが特徴。身体のだるさや疲れやすさ、肩や腰の重だるさや便秘・下痢など様々な不調の原因になります。
あなたは大丈夫?内臓冷えチェックリスト
・冷たい飲み物やアイスをよく摂る
・清涼飲料水や甘いものが好き
・運動習慣がない
・1日中デスクワークで座っていることが多い
・だるい、疲れやすいなど、なんとなく不調が続く
・湯船にはつからずシャワーで済ます
引用元:日本成人病予防協会https://www.japa.org/tips/kkj_2107/
上記のうち一つでもチェックが付いた人は内臓冷えを起こしている可能性があります。生活習慣の見直しとともに、適度な運動で血流をアップさせて芯から温かい身体づくりをしましょう。
お腹を芯から温めるヨガ
お腹周りを刺激するヨガで消化機能をアップさせて胃腸の調子を整えましょう。適度な運動が内臓冷えを解消するカギとなり、全身の血流も促進されて、さまざまな不調の改善にも効果が期待できます。
トラのポーズ
1.四つ這いになり右脚を後ろに伸ばす。お腹の伸びを感じられる高さまで引き上げる。
2.息を吐きながら膝を胸に引き寄せてお腹を縮める。
3.呼吸に合わせて5~10回ほどおこない、脚を入れ替えて同様におこなう。
ポイント:腹部が伸びたり縮んだりして刺激されていることを意識しながらおこないましょう。
ランジツイストのポーズ
1.四つ這いの姿勢から左脚を両手の間に置き、右膝は一歩下げてつま先を立てる。
2.バランスを取りながら上半身を起こし、右ひじを左膝の外側に引っ掛ける。
3.手のひらを合わせて合掌する。ひじで膝を押し、下腹部から上半身をねじる
4.5呼吸ほどキープし、一度四つ這いに戻ってから反対側も同様におこなう。
ポイント:お腹を絞るようなイメージでツイストしましょう。ねじったお腹に呼吸を送るように意識すると、内臓機能の活性化に効果的です。
仰向けツイストのポーズ
1.仰向けに寝転がり両膝を立て、脚を組む。
2.両手はバンザイをして、脚を組んだまま膝を左右にパタンパタンと倒す。
3.脚を組みなおし、同様におこなう。
ポイント:手を挙げることで脇腹が伸びます。呼吸に合わせて膝を倒しても良いですし、膝を倒した状態で数呼吸キープしても良いでしょう。
AUTHOR
早田凪沙
神奈川・都内ヨガインストラクターとして活動。女性の健康に寄り添うことをテーマに、婦人科系のお悩みや冷えの改善を目的とした『温活ヨガ』をベースにレッスンをお伝えしている。自身が発症した子宮内膜症について、より多くの人に知ってほしいと思い、ウィメンズヘルスライターとしての活動も始めた。
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