【冷たい足先が瞬時にポカポカ!】むくみ冷えに面白いほど効く『八風のツボ』マッサージ
寒い冬は身体の末端部分である足先が特に冷えやすいですよね。お風呂で身体を温めてもベッドに入る頃には冷えてしまってる、なんてことも。そんな末端冷え性さんへ、面白いほど効果のあるツボマッサージをご紹介します。
足のむくみや冷えの原因は?
冬の寒さによる身体の冷えも影響していますが、実は主な原因は、身体の中に溜め込んでしまった水分をうまく排出できずにむくみや冷えを引き起こしてしまうこと。
運動不足による筋力低下などで血流が悪くなり水分代謝が低下すると、ますます身体は水分を溜め込み、体温が上がりにくい身体になってしまうのです。
基礎体温が1℃下がると免疫力が30%下がり、逆に体温が1℃上がると最大5倍~6倍も免疫力が上がるといわれています。さまざまなウイルスに打ち勝つ身体をつくるためにも、水分を溜め込まない身体づくりを意識して日々過ごすことが大切です。
”第2の心臓”ふくらはぎ、使えてる?
ふくらはぎは『下半身の心臓』と呼ばれており、ポンプの役割をしてくれています。
ふくらはぎの筋肉を効果的に動かすことにより、重力で下半身に溜まった水分や血液、老廃物を押し戻すことができ、足のむくみや冷えの改善に繋がります。
日常生活で意識するのであれば、歩くときに踵(かかと)からの着地を意識し、膝をしっかりと曲げて持ち上げ1歩を踏み出すこと。無意識を意識に変えるだけで身体の使い方は大きく変わります。また、立っているときに踵の上げ下げをすることもふくらはぎのポンプ運動になるので、電車に乗っているときや信号待ちなどに取り入れてみることをおすすめします。
直接両手でふくらはぎを揉みながらマッサージするのも良いです。凝り固まった筋肉をほぐし、水分だけでなく疲れの元である疲労物質も流してよりスッキリとした足を目指しましょう。
足の先までポカポカに!『八風のツボ』
そもそも「ツボ」とは、東洋医学の「気」の概念に基づくもので、停滞したり詰まったりしている「気」の流れを整えるためのスイッチのような場所がツボにあたるといえます。
はっきりとした原因のわからない不調にとても相性がよく、手の届かない身体の内側へのアプローチとしてツボ押しはとても効果を発揮します。
今回は、むくみ冷えを起こしやすい足先への「気」の流れを整えて血流を改善してくれる『八風のツボ』についてご紹介します。
ツボの探し方
八風は足の甲にあるツボです。親指から小指までそれぞれの指の付け根にあります。足指の間には指間リンパがはりめぐらされており、このツボを押しほぐすことで足の指先までポカポカ温めることができます。
ツボの押し方
①指で挟んで揉みほぐす
親指と人差し指で足の指の間を挟むようにして刺激します。イタ気持ちいいくらいの強さが良いです。
②引っ張って離す
足の指の間をつまんだ状態で、足の指先側に向かって5秒ほど引っ張り、離します。5セットほど繰り返す。
③握手して握り、離す
手と足を握手するよう5秒ほどぎゅーっと握り、パッと離すを繰り返します。5セットほど繰り返す。
まとめ
ツボ押しはちょっと痛いけど気持ちいいくらいの強さで押すのがおすすめです。就寝前に『八風のツボ』をマッサージすることで、寒い冬でも足の先までポカポカ暖かく就寝することができます。むくみや冷えでお悩みの方はぜひ習慣にしてみてくださいね!
AUTHOR
manami
2012年より某大手ホットヨガスタジオにて約10万人に向けレッスンを行う。店長として新店舗立ち上げに多く携わりながら、トップインストラクター、インストラクター育成トレーナーを兼任。店舗運営や人材育成を行うスーパーバイザーとして関西十数店舗を担当し独立。オーストラリア、フランスに渡りサスティナブルな生活を学ぶ。帰国後、京都を拠点に非公開寺院でのお寺ヨガ開催や、ウェルネスホテルでのヨガクラス、オーガニックブランドとのタイアップイベントなど、ヘルシーなライフスタイルの提案を行っている。RYT200・500指導者養成講座トレーナーとして全国各地でリトリート開催、オンラインや対面講座を行う。ライター、イラストレーター、プランナーとしても活動中。 マタニティヨガTTC/ムドラーヨガTTC /骨盤底筋TRヨガTTC /美骨盤ヨガTR /シニア&チェアヨガTR /タイ古式マッサージセラピスト(タイ政府認定)/ナチュラルビューティースタイリスト/サウナスパ健康アドバイザー
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