【骨盤リセット&姿勢改善】椅子を使った前ももストレッチ
長時間座りっぱなしや立ちっぱなしで過ごすと、気づかないうちに前ももが張って硬くなっていませんか?前ももの筋肉が縮んだままだと骨盤が前に引っ張られ、腰の反りや股関節の詰まり感につながります。そんなときにおすすめなのが、前ももストレッチ。椅子を使うので体勢を安定させやすく、深く呼吸しながら安心して筋肉をゆるめることができます。前ももが柔らかくなると、骨盤の位置が整いやすくなり、腰の負担が減って姿勢も自然にラクに。デスクワークや立ち仕事の合間に取り入れたいストレッチです。
前ももが硬いとどうなる?
前ももの筋肉が硬いままだと、骨盤が前傾して腰が反りすぎたり、股関節が詰まったような感覚になりやすくなります。さらに、膝にも余計な負担がかかるため、脚の疲れやすさや張り感の原因になることも。逆に、前ももが柔らかいと骨盤がニュートラルな位置に戻りやすくなり、腰の負担が軽減。股関節の可動域も広がり、脚の動きが軽くなるだけでなく、姿勢全体がスッと整うようになります。
どこに効く?大腿四頭筋を伸ばして骨盤と股関節をリセット
このストレッチのターゲットは、太ももの前側にある大腿四頭筋です。大腿四頭筋は膝を伸ばすだけでなく、股関節を曲げる役割も持っているため、硬くなると骨盤が前に引っ張られて腰が反りやすくなります。
特に、座りっぱなしや階段の上り下りが多い人は、知らないうちに前ももが張りっぱなしになりがち。すると、股関節の動きが制限され、歩幅が小さくなる・脚が疲れやすくなる・腰や骨盤まわりに負担がかかるといった不調につながることもあります。椅子を使ったこのストレッチでは、足の甲を持って膝を曲げながら股関節を軽く伸展させるので、前ももから股関節の付け根までしっかり伸び、骨盤の前後バランスをリセットできます。
このストレッチで得られる変化
このストレッチを習慣にすると、縮んで硬くなった前ももがゆるみ、股関節や骨盤まわりの動きがスムーズに。骨盤が正しい位置に戻ることで腰の反りすぎが軽減され、腰まわりの張り感や疲労感も和らぎます。さらに、股関節の詰まりが解消されることで歩幅が自然に広がり、脚の疲れにくさや軽やかさを実感できるようになります。姿勢がラクに保てるので、長時間のデスクワークや立ち仕事で疲れをため込みにくい身体づくりにもつながるストレッチです。
椅子を使った前ももストレッチのやり方
①左膝を椅子へ乗せて、バランスのとりやすいポジションを探します。
②左膝を曲げで左手で足の甲を持ちます。かかとをお尻の外側方向へ引き寄せるようにしながら前ももに伸びを感じましょう。この時に腰がそってしまうと伸びが感じられなくなるため、骨盤を立て、背筋を伸ばす意識で行います。
動画で動きを確認したい方はこちら
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