内腿を締めるとたるんだお腹も引き締まる!立ったままできるお腹痩せエクササイズ
お腹がたるんできた、くびれがなくなった…最近、そんなウエストまわりの悩みを感じていませんか?年齢を重ねると、体型の変化を感じやすくなりますが、その原因は腹筋の衰えだけではありません。お腹まわりのたるみに大きく関係しているのが、内腿の筋肉です。そこで今回は、内転筋と腹筋を同時に活性化する、立ったままできるお腹引き締めエクササイズをご紹介します!
お腹がたるむ原因とは?
お腹のたるみには、次の3つの要因が大きく関わっていると考えられています。
腹筋の衰え
加齢や運動不足によって筋肉量が減少するとお腹を支える力が弱まり、脂肪がつきやすくなります。特に、体幹を支える腹筋群がうまく使われないと、お腹まわりに張りがなくなり、たるみに繋がります。
インナーマッスルの衰え
表層の腹筋だけでなくお腹の奥にある腹横筋、背中の多裂筋、骨盤を支える骨盤底筋群など、姿勢を保つ筋肉も年齢とともに衰えていきます。これらの筋肉は体の深層部にあるインナーマッスルです。弱くなると、内臓下垂によるぽっこりお腹に…。
姿勢の崩れ
猫背や反り腰、頭が前に出た姿勢なども、腹筋がうまく使われなくなる原因の一つ。骨盤が不安定になって姿勢が崩れることで、下腹部が前に出てたるんだ状態に…。
お腹のたるみ解消!腹筋を活性化させる鍵は内転筋
意外かもしれませんが、腹筋を活性化させる鍵となるのは、内腿の筋肉=内転筋です。
内転筋は、脚を閉じたり内側に寄せたりする働きを持つ5つの筋肉の総称です。内転筋を意識的に使うことで、骨盤が安定し、自然と下腹部に力が入りやすくなります。
そして、立ち姿勢の時、内腿をしっかり寄せて背筋をすっと伸ばすと、お腹の前、脇腹、下腹部までしっかり刺激が入り、腹筋全体が活性化されます。お腹のたるみを解消するには、座る時にも膝を寄せ合い、腹筋を意識することが大切です。
内転筋&腹筋を同時に刺激!立ったままできるお腹やせエクササイズ
今回ご紹介するのは、内腿からのアプローチで腹筋をしっかり使うエクササイズです。たるんだお腹を引き締めて、姿勢も美しく整えましょう。
<やり方>
1)左脚を前にして、脚をクロスして立つ
2)頭の後ろで手を組み、後頭部と手で押し合うようにして背筋を伸ばす
3)内腿をキュッと寄せ、息を吸いながら背筋を伸ばしお腹を引き上げる
4)息を吐きながら、骨盤の位置が動かないよう意識して、そのままで上半身を左にツイスト。3呼吸ほどキープする
5)息を吸いながら正面に戻り、脚を入れ替えて反対側も同様に行う
ツイストする時は小さな動きでOK。骨盤が傾かないように注意しましょう。内腿を寄せ、お腹を引き上げることで腹横筋が働きやすくなります。
ぽっこりお腹やウエストのたるみには、まず、腹筋を使える体づくりが大切です。深い呼吸とともに丁寧に行い、ウエストまわりのお悩みを解消していきましょう!
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く







