おへそをのぞき込んでバタ足10回!【下腹部の筋肉にフォーカス】寝たままお腹痩せエクササイズ
歳を重ねるごとにお腹だけぽっこりしてきた…そんな変化を感じているのは、決してあなただけではありません。40〜50代になると、自然とお腹まわりに脂肪がつきやすくなり、お腹を凹ませる感覚が薄れてくるもの。その原因は、加齢のせいだけでなく、お腹を支える筋肉がうまく使われていないことも大きな要因の一つです。今回は、そんなぽっこりお腹にピンポイントで効く、寝たままできるバタ足エクササイズをご紹介します。
ぽっこりお腹の原因はインナーマッスルの衰え
ぽっこりお腹の主な原因は、お腹を内側から支えるインナーマッスルの衰えによるもの。特に、腹横筋や腸腰筋が使われていないことにあります。
腹横筋は、お腹全体を包むように存在し、天然のコルセットのような筋肉。ここが働かないと、お腹を内側に引き込む力が弱まり、ぽっこりと前に出やすくなります。そして、腸腰筋は脚のつけ根から骨盤、腰椎にかけてつながり、姿勢や骨盤の安定に関わる重要な筋肉。ここが弱くなると骨盤が前に傾き、下腹部が前に突き出やすくなります。
つまり、下腹を凹ませたいなら、この2つの筋肉をしっかり鍛えることが大切です。
お腹痩せのポイントは脚を動かしてインナーマッスルを働かせること
意外かもしれませんが、効率よくお腹を凹ますポイントは、脚を動かすことです。なぜなら、脚を持ち上げたり動かしたりする動作には、体幹を安定させる働きが必要だから。そして、この時に自然と使われるのが、腹横筋や腸腰筋などのインナーマッスルです。
特に、寝たまま脚を動かすことで、脚の重みを支えるためにお腹の奥の筋肉が働きはじめます。お腹で脚を支えていることを意識することで、下腹部の引き締め効果が高まりますよ。
寝たままでOK!ぽっこりお腹を凹ますバタ足エクササイズ
今回ご紹介するのは、脚を動かすことでインナーマッスルをしっかり働かせるエクササイズです。回数は少なくても「お腹の奥が使われている」という感覚があればOK!無理なく、お腹やせ習慣を身に着けましょう。
<やり方>
1)両手のひらを下向きにして、お尻の下に敷いて仰向けで寝る。反り越しにならないように、骨盤を安定させましょう
2)おへそをのぞき込むようにして、頭と脚を床から浮かせて下腹部を引き込む。首に力が入りやすい場合は、頭を下したままでもOKです
3)膝を伸ばしたまま、左右交互に脚を上下に動かして、小さくバタ足10回。下腹を薄く凹ませながら、呼吸を止めずに行いましょう
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