【椅子を使うから「キツくない」】腸腰筋×腹筋に効かせる!便秘解消とお腹シェイプが叶う立ち腹筋
色々試したものの、お腹やせには結局何が良いのか迷子中という方々へ。筋力アップ×体幹引き締め×便通改善が叶う立ち腹筋でお腹を薄くしませんか?
便秘と筋力の関係
色々試してみたけれどお腹がなかなか変わらないという方々は、毎日のお通じはどうでしょうか。便通は健康や美のバロメーターです。便秘になるとお腹が重くなるだけではなく、全身の重さ、気分の沈み込み、不安定な食欲、仕事のパフォーマンスの低下など、体にも心にも大きな影響が出てしまいます。
特に、女性は男性よりも腹筋が弱く便秘になりやすいです。というのも、便秘の原因の一つが腸のぜん動運動の鈍さで、便を押し出す力が弱くなるタイプの便秘を弛緩性便秘と呼びます。排便時には筋肉を動かすことで便を押し出す力を促すため、お腹まわりの筋肉の衰えはボディラインの崩れや姿勢の悪さだけではなくお通じの悪さにも繋がってしまうのです。
鍛えるべき筋肉
腸のぜん動運動を促して腸の働きを活発にするためには、腹筋群と骨盤を支えるインナーマッスルである腸腰筋を鍛えましょう。
腹筋群と腸腰筋は、どちらも腸のぜん動運動を促すとともに、内臓の位置を保つ役割もあります。筋力を養うことで腸を刺激し、腸の位置を整えて内臓下垂を防ぐことで腸の働きを正常に保てますよ。どちらも抗重力筋で良い姿勢をとるのに必要不可欠な筋肉でもあるため、姿勢不調によるぽっこりお腹の解消やお腹の引き締め効果も期待できます。
お腹シェイプ立ち腹筋
椅子の背もたれを支えにしてバランスを取りながら、股関節から脚をコントロールして動かすことで腹部に効いてきます。ポイントは、勢いをつけずに丁寧に動かすことです。ショートカットして動きが雑にならないようにしましょう。
〈やり方〉
1)椅子の背もたれの横に立つ。右手を背もたれにそえて足幅は拳一個分ていどあけておく。
2)姿勢を正したまま右膝を股関節の高さまで上げ、足首は90度に曲げておく。
3)右膝を左側にスライドさせ、左前方に右足のつま先をおろす。
4)逆再生をするように、元の位置まで右足を戻す。
5)10回を目安に繰り返し、反対側も同様に行う。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
高山ゆかり
ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。
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