「やる気が出ない…」それ、気持ちじゃなくて体が重いのかも?体も心もスッと軽くなる魔法の10分ヨガ
最近、なんとなく気分が重い。やる気も出ないし、集中力も続かない。「心の問題かな?」と思っていたけれど、実はそのモヤモヤ、体の重さが原因かもしれません。私たちの心と体は、想像以上に密接につながっています。ほんの少し体を動かすだけで、呼吸が深くなり、気持ちがスッと軽くなることも。ヨガのやさしいポーズで、まずは“体”から整えてみませんか?心がふっと軽くなる、第一歩になるはずです。
なぜ、体が重たいと心まで重たくなってやる気が出ないのか?
「なんとなく気分が重い」「やる気が出ない」
そんなとき、私たちはつい“心の問題”に目を向けがちですが、実はその原因、“体”の状態にあるかもしれません。
体が重いと、自然と姿勢は崩れ、呼吸も浅くなります。呼吸が浅くなると、脳に届く酸素も減り、集中力や気力が低下。さらに、血流も滞って老廃物が溜まり、なんとなく“ダルい”状態が続いてしまうのです。
この悪循環を断ち切るには、まず「体を軽く整えること」が大切。そこでおすすめなのが、ヨガです。
ヨガのゆるやかなポーズは、筋肉をやさしく刺激し、深い呼吸へと導いてくれます。カチコチだった体がゆるみ、呼吸が整うと、驚くほど心もスッと軽くなります。“やる気が出ない”は、甘えじゃない。体からのサインなんです。
まずは1ポーズからでOK。あなたのやる気スイッチ、体から入れてみませんか?
やる気が出ない時も、心まで軽くなるヨガポーズ
3本足の犬のポーズ
頭が下・脚が上の体勢になることで、 脳の血流が促進され、スッキリ感が生まれます。
<やり方>
1)ヨガマットの上で、四つん這いになります。手は肩の真下、膝は腰の真下に。つま先を立て、息を吐きながらお尻を高く持ち上げて「ダウンドッグ」へ。背中を伸ばし、かかとは床に近づけます。首の力は抜き、目線は足の間。
2)片脚を上げて「3本足の犬」へ。息を吸いながら、右脚をまっすぐ後ろ&上に持ち上げます。骨盤が横に開かないよう、左右の腰骨を揃える意識で。
3)持ち上げた足は膝を曲げてもいいので、思いっきり鼠蹊部を開き、呼吸を深める
4)吐きながら足を下ろし、反対側も同様に行います。
椅子のポーズ
適度にお腹周りの筋肉を使うことで、心身が引き締まり、活力が生まれます。
<やり方>
1)足をそろえて、まっすぐ立ちます。足は拳1個分ほど開けてもOK。つま先と膝は正面を向くように。
2) 膝を曲げて腰を落とす。息を吸いながら、両手を前から上へ伸ばす。息を吐きながら、膝を曲げてお尻を後ろへ引く。ちょうど「イスに座るように」腰を落とすイメージ。ひざはつま先より前に出ないよう注意。背中は反らずに、胸を広げてお腹を引き締める。
3)キープ。重心はかかと側。目線は手の先 or 正面。この姿勢で3〜5呼吸キープ
4)戻るときは吸いながら立ち上がり、手を下ろして終了
三日月のポーズ
胸を開くことで、呼吸が通りやすくなり、身体中に酸素が巡り、ポジティブなエネルギーが生まれやすくなります。
<やり方>
1)ヨガマットの上で四つん這いになり、右足を両手の間に一歩踏み出す。左膝はそのまま床につけ、左足の甲も寝かせる。
2)上体を起こす。吸いながら、上体をゆっくり起こし、骨盤をまっすぐ前に向ける。両手を天井に向かって伸ばす(手のひらは向かい合わせ、または合わせてもOK)。
3)ポーズを深める。息を吐きながら、少しずつ骨盤を前に沈めていく。前脚の膝がかかとの上に来るように調整。胸を開いて、背筋を伸ばす。視線はまっすぐ前、または余裕があれば上を見る。
3)呼吸をキープ。この状態で3〜5呼吸キープ。
4)戻るときは息を吸いながら上体を戻し、反対側も同様に行う。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
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