お尻が横に広がってきたら…真ん中に寄せるだけ!座ってできる簡単美尻エクササイズ

お尻が横に広がってきたら…真ん中に寄せるだけ!座ってできる簡単美尻エクササイズ
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須藤玲子
須藤玲子
2025-06-28

最近、お尻の幅が広がった気がする。いつもの洋服、お尻だけきつくなった。そんな風に感じていませんか?40〜50代になるとお尻は垂れるだけでなく、横に広がりがちです。そこで今回は、広がったお尻を真ん中に寄せるだけ!簡単な美尻エクササイズをご紹介します。

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お尻が横に広がるのはなぜ?

大殿筋と中殿筋
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お尻が横に広がるのは、丸みを作る大殿筋とお尻の横のラインを整える中殿筋が、うまく使われていないことが主な原因です。特に座り時間が長く運動量が減ってしまうと、これらの筋肉がサボりがちに。お尻の丸みが失われて横に張り出し、大きく見えてしまうのです。

逆に、真ん中に寄せる動きを意識することで、お尻の筋肉は活性化します。ほんの少し意識を変えるだけで、キュッと引き締まったお尻が蘇ります。

お尻の筋肉を鍛えるメリット

お尻の筋肉を鍛えて真ん中に寄せること=ヒップラインの見た目が変わるだけではありません。

姿勢が整いやすくなる

お尻の筋肉と共に働くインナーマッスルが刺激され、骨盤も安定します。軸がブレにくくなるため、姿勢も綺麗に整います。

太りにくい体になる

大殿筋は、身体の中でも大きな筋肉。しっかり動かすことで基礎代謝が上がり、加齢に負けない太りにくい体を作ることができます。

更年期世代のケアに効果的

お尻の筋肉は、骨盤を下から支えている骨盤底筋群と連動しています。お尻の筋肉が使われることで、直接鍛えることが難しい骨盤底筋群も活性化されます。尿漏れ、内臓下垂によるぽっこりお腹、腰痛など、更年期世代のケアにも効果的です。

横に広がったお尻を真ん中に寄せるだけ!ヒップラインが整う簡単美尻エクササイズ

今回ご紹介するのは、座ってできる簡単なお尻のトレーニングです。膝の痛みが気になる人は、ブランケットなどを敷いて行いましょう。

<やり方>

膝を開いた正座の姿勢
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1)足の親指をつけて膝を広めに開いた正座で座り、両手を肩の高さで前に伸ばす

膝を開いた背座から、両手を横に開いてお尻を上げ、膝立ちになった体勢
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2)息を吐きながら、両手を横に開いて恥骨を前に突き出し、お尻をかかとから離すように持ち上げる。太腿が床と垂直になるところで10秒ほどキープしましょう

膝を開いた正座から恥骨を突き出すようにしてお尻を上げてお尻を真ん中に寄せるトレーニング
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この時、腰が反れないように、下腹部を軽く引き込みながら行うのがポイント。恥骨を前に突き出し、お尻を真ん中にキュッと寄せるイメージです。

3)背中や腰を丸めずに、下腹部や股関節を引き込みながら正座に戻る

太腿の力ではなく、お尻や骨盤まわりの筋肉を使ってキープしましょう。お尻の筋肉をしっかり使うことで自然に内側に寄り、ヒップラインが整います。5回~10回を目安に自分のペースでチャレンジしてくださいね。

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