<更年期の寝つきの悪さに>よりリラックスできて安眠効果もアップ、チャイルドポーズアレンジ

<更年期の寝つきの悪さに>よりリラックスできて安眠効果もアップ、チャイルドポーズアレンジ
Adobe Stock

何かと体調の変化や不調を感じやすい更年期ですが、その中のひとつに寝つきの悪さもよくあるお悩みではないでしょうか。簡単だけれどリラックス効果の高いヨガポーズで、寝つきの悪さを少しずつ解消していきましょう。

広告

更年期が不眠にも影響している?

「なかなか寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」など、更年期に眠りに関する悩みが増える理由として、次のようなことがあります。

ホルモンバランスの変化
更年期に入ると女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少します。自律神経のバランスが崩れやすくなり、睡眠の質にも影響が出ます。

ホットフラッシュ(ほてり)や寝汗
夜中に急に体が熱くなったり、寝汗をかいたりすることで、眠りが浅くなったり途中で目が覚めてしまうことがあります。ぐっすり眠った感覚が得られず、疲れが取れにくくなることも。

精神的な不安・イライラ
更年期は気分の波が大きくなりやすい時期でもあります。不安感やイライラが強くなることで、心が落ち着かないことはありませんか?寝る前にこうした不安や心配を落ち着けないと、寝つきの悪さに影響します。

このように、更年期に起こる体と心の変化で不眠につながることは多いです。今回は、そんな不眠対策としておすすめのヨガポーズをご紹介します。

寝る前のリラックスにおすすめのチャイルドポーズアレンジ

ヨガの「休憩のポーズ」とも言われるチャイルドポーズを少しアレンジして、さらにリラックスできるようにしたものです。

通常のチャイルドポーズとの違い

膝を広げる
膝を広めに開くことで、お腹や胸まわりにゆとりができ、深い呼吸がしやすくなります。食事の時間が遅くなった日でも、無理なく楽にポーズをとることができます。

おでこをクッションや枕の上に乗せる
おでこが触れることで脳の興奮を鎮める効果があります。考えごとが止まらないときや、不安を感じるときにもリラックスを促してくれます。

やり方

寝る前のチャイルドポーズ
Photo by Kayoko Yoshida

1)クッションや枕を前に置く。両膝を腰幅より広めに開き、足の親指を軽く合わせて座る。

寝る前の
Photo by Kayoko Yoshida

2)ゆっくり上半身を前に倒しておでこを乗せる。腕は前に伸ばすか、胴体の横に添えて楽な姿勢に。

3)ゆったりと深く呼吸をしながら、1〜3分そのまま休む。

広告

RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

寝る前のチャイルドポーズ
寝る前の