【40代以降のじつは良くない習慣】5月の気持ちを不安定にするのはじつは◯◯朝食のせいかも?

 【40代以降のじつは良くない習慣】5月の気持ちを不安定にするのはじつは◯◯朝食のせいかも?
Photo by 石松 佑梨
石松佑梨
石松佑梨
2025-05-13

5月は春の疲れが蓄積しやすく、自律神経のバランスが崩れやすい時期。交感神経がピークを迎えた後、エネルギーが枯渇しやすく、さらに更年期のホルモン変動が重なることで、気分が落ち込んだりイライラしたり、不安感ややる気の低下を感じやすくなります。 「朝からやる気が出ない」「些細なことで不安になる」「体がだるくて動けない」—そんな心の揺らぎ、実は朝食が影響しているかもしれません。まずは、朝食を見直してみませんか?

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「最近、気分が沈みがち…」「朝起きても体が重い…」「ちょっとしたことでイライラする…」そんなことが続いていませんか? 実は、その不調、朝食を見直すことで改善できるかもしれません。

【じつは悪い】5月の気持ちを不安定にさせる朝食

カフェ

私たちの体調や気分は、実は自律神経やホルモンに大きく影響されていることをご存じですか? 朝、目が覚めたときにコーヒーや菓子パンでエネルギーを補おうとすることがありますが、それがかえって自律神経の乱れを引き起こし、気分が不安定になる原因になっている可能性があります。

  • カフェイン
    交感神経を刺激して一時的な覚醒作用をもたらしますが、過剰摂取は血糖値の急激な変動を引き起こし、逆にエネルギーの枯渇感や気分の不安定さを引き起こす可能性があります。
    特に、更年期のホルモンバランスが不安定な時期には、交感神経の過剰な刺激が自律神経の乱れをさらに悪化させることがあります。また、カフェインには利尿作用があるため、体内の水分が不足しやすく、頭痛や疲れを引き起こすこともあります。
     
  • スイーツ
    高糖質な食べ物(パン、ケーキ、甘いシリアルなど)は、血糖値を急上昇させ、その後急激に下降します。この血糖値の乱高下は、疲労感やイライラ、集中力の低下を引き起こしやすいです。更年期は血糖の調整機能が低下しやすいため、安定したエネルギー源を摂取することが特に重要です。
     
  • スムージー
    冷たいスムージーや食べ物は、胃腸を冷やして消化力を低下させます。これにより、栄養が効率的に吸収できず、疲れが取れにくくなることも。更年期はホルモンバランスの影響で体温調整が難しくなるため、冷たい食べ物は特に体に負担をかけることがあります。

【じつは良い】5月の気持ちを落ち着けてくれる朝食

スープ

では、どんな朝食が心身を落ち着け、エネルギーを安定させるのでしょうか? 冷たいスムージーではなく、具沢山の温かいスープをおすすめします。玉ねぎ、セロリ、にんじん、豆類、きのこ類などをオリーブオイルで炒めて、栄養たっぷりのスープを作りましょう。手軽に摂れるタンパク質として、目玉焼きや温泉卵をトッピングすれば、忙しい朝でもしっかりエネルギー補給ができます。

  • セロリ
    豊富なカリウムが含まれており、血圧を安定させる効果が期待できます。また、その香り成分には、ストレスやイライラを軽減し、神経を落ち着ける作用があります。特に更年期で気分が不安定になりがちな時期には、心をリラックスさせてくれる頼もしい食材です。
     
  • にんじん、豆、きのこ類
    胃腸を整えつつ、疲れた体に必要な栄養をしっかりと補ってくれる食材です。体力が低下しやすいときに、活力を与えてくれます。特に元気が出ないと感じるときにおすすめです。
     

  • ビタミンB群やトリプトファンを豊富に含んでおり、セロトニンやメラトニンの生成を助け、心の安定に貢献します。ストレスや不安感を感じている時に、卵に含まれる成分が心を落ち着け、リラックスさせてくれます。

まとめ【5月】ゆらぎ世代の食べ方ガイド

5月は春のストレスがピークを迎え、体も心も疲れを感じやすい時期です。しかし、「こんな自分ではダメだ」と自分を責めるのではなく、ホルモンの影響で体調が不安定になりやすいことを理解し、無理をしないことが大切です。無理に頑張ろうとすると、心身の負担が増すだけです。

今の自分を認めて、体に優しい食事を選び、心身を労わることが重要です。体調の「ゆらぎ」を乗り越えるためには、食事や生活習慣の見直しが欠かせません。自分を大切にすることで、もっと楽に、しなやかにこの時期を過ごせるはずです。

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