春のゆらぎを、やさしく整える「 新玉ねぎのコクうまポタージュ」

春のゆらぎを、やさしく整える「 新玉ねぎのコクうまポタージュ」
Saki Takanami
高波紗希
高波紗希
2025-05-01

体の栄養だけでなく、心にも栄養を。心で味わいほっと自分に還ってこられるようなスープのレシピを、管理栄養士の高波紗希さんに連載形式で教わります。

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寒さが和らぎ、心も体も少しずつ目覚めるこの季節。だけど、気温差や環境の変化で不調を感じやすい方も多いのでは?

そんな時にこそ取り入れたいのが、今が旬の“l玉ねぎ”。みずみずしく甘みのある新玉ねぎを、じゃがいもと一緒にポタージュに仕上げました。腸にやさしく、心までほっとゆるむような一皿に。

巡りを促してくれるにんにくに、むくみ対策に嬉しいカリウムをしっかり。

春のゆらぎや疲れやすさにも寄り添ってくれるスープです。

春の不調に効く!新玉ねぎのポタージュ効果

1. 春のデトックス・むくみ改善

新玉ねぎやにんにくには硫化アリル(アリシン)が含まれており、血流を促進し老廃物の排出をサポート。カリウム豊富なじゃがいもとの組み合わせでむくみ対策にも◎

2. 自律神経の乱れによる不調サポート

春は寒暖差や環境の変化で自律神経が乱れやすい季節。玉ねぎの甘みとオーツミルクのやさしい味わいは、癒し効果により副交感神経を優位にしてくれます。副交感神経が優位になることで必然的に、腸内環境も整います。

3. 腸活・美肌サポート

新玉ねぎには食物繊維が豊富なため、腸内環境の改善に。

また、じゃがいもに豊富なビタミンCが、紫外線からお肌を守ってくれますよ。

4. 疲労回復

にんにくに含まれるアリシンはビタミンB1の吸収を高め、慢性的な疲れや春のだるさにもアプローチしてくれます。

春のゆらぎを、やさしく整える「 新玉ねぎのコクうまポタージュ」の作り方

材料(2人分)

・新玉ねぎ大.... 約350g
・ジャガイモ....100g
・塩....小さじ1/2
・お好みのミルク.... 250g 
・にんにく.... 1片
・バター.... 15g

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Saki Takanami

作り方:

1. 新玉ねぎは外側の皮、じゃがいもも皮をむいて、どちらも大きめの角切りに。にんにくは芯を除いてスライスする。

2. 鍋にバターを入れ、1の新玉ねぎ、じゃがいもを重ね入れ、水大さじ2(分量外)とひとつまみの塩(分量外)を加え、蓋をしたら、じっくり弱火にかけていく。途中焦げそうな場合は水を少し加える。

3. 10分以上経ったら様子を見て、じゃがいもに竹串が通ったら、取り出し、粗熱がとれたら、ミルクと一緒にミキサーにかける。

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Saki Takanami

4. 鍋に戻し、ミルクと塩を加えて温め直す。味をみて、必要なら塩で調整。器に盛り、仕上げにオリーブオイルや桜エビなどを載せて完成。

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