春のゆらぎを、やさしく整える「 新玉ねぎのコクうまポタージュ」
体の栄養だけでなく、心にも栄養を。心で味わいほっと自分に還ってこられるようなスープのレシピを、管理栄養士の高波紗希さんに連載形式で教わります。
寒さが和らぎ、心も体も少しずつ目覚めるこの季節。だけど、気温差や環境の変化で不調を感じやすい方も多いのでは?
そんな時にこそ取り入れたいのが、今が旬の“l玉ねぎ”。みずみずしく甘みのある新玉ねぎを、じゃがいもと一緒にポタージュに仕上げました。腸にやさしく、心までほっとゆるむような一皿に。
巡りを促してくれるにんにくに、むくみ対策に嬉しいカリウムをしっかり。
春のゆらぎや疲れやすさにも寄り添ってくれるスープです。
春の不調に効く!新玉ねぎのポタージュ効果
1. 春のデトックス・むくみ改善
新玉ねぎやにんにくには硫化アリル(アリシン)が含まれており、血流を促進し老廃物の排出をサポート。カリウム豊富なじゃがいもとの組み合わせでむくみ対策にも◎
2. 自律神経の乱れによる不調サポート
春は寒暖差や環境の変化で自律神経が乱れやすい季節。玉ねぎの甘みとオーツミルクのやさしい味わいは、癒し効果により副交感神経を優位にしてくれます。副交感神経が優位になることで必然的に、腸内環境も整います。
3. 腸活・美肌サポート
新玉ねぎには食物繊維が豊富なため、腸内環境の改善に。
また、じゃがいもに豊富なビタミンCが、紫外線からお肌を守ってくれますよ。
4. 疲労回復
にんにくに含まれるアリシンはビタミンB1の吸収を高め、慢性的な疲れや春のだるさにもアプローチしてくれます。
春のゆらぎを、やさしく整える「 新玉ねぎのコクうまポタージュ」の作り方
材料(2人分)
・新玉ねぎ大.... 約350g
・ジャガイモ....100g
・塩....小さじ1/2
・お好みのミルク.... 250g
・にんにく.... 1片
・バター.... 15g
作り方:
1. 新玉ねぎは外側の皮、じゃがいもも皮をむいて、どちらも大きめの角切りに。にんにくは芯を除いてスライスする。
2. 鍋にバターを入れ、1の新玉ねぎ、じゃがいもを重ね入れ、水大さじ2(分量外)とひとつまみの塩(分量外)を加え、蓋をしたら、じっくり弱火にかけていく。途中焦げそうな場合は水を少し加える。
3. 10分以上経ったら様子を見て、じゃがいもに竹串が通ったら、取り出し、粗熱がとれたら、ミルクと一緒にミキサーにかける。
4. 鍋に戻し、ミルクと塩を加えて温め直す。味をみて、必要なら塩で調整。器に盛り、仕上げにオリーブオイルや桜エビなどを載せて完成。
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