難しくない!ビギナーにおすすめの瞑想法3つ


この数年でメジャーになってきた瞑想。また、マインドフルネス、メディテーションという言葉を聞いたことがある人も多いはず。ストレス社会に生きる現代人にとって、瞑想は効果的なメソッドのひとつですが、実践したことがある人や日々のルーティンになっている人はまだ少ないのではないでしょうか。「興味はあるけれど、やり方がわからない」「長い時間じっとしているのが苦手」そんな人も多いはず。瞑想のやり方はいろいろあります。堅苦しく構えず、まずは短い時間の簡単な瞑想から始めてみませんか?
なぜ瞑想が効果的なの?
瞑想とは一定の時間を使い、体と心のリラックスを味わうプロセスのことです。意識をしっかり保ち、呼吸や自分の感覚に集中しながらリラックス状態をキープすること。体は寝ているときと同じように力が抜けたリラックス状態でありながら、脳は静かに働き、意識を明確にしつづけます。瞑想は限られた時間の中で身体と心を休める究極のリラックス法といわれています。日常の短時間でリラックスすることができたなら、ストレスフルで忙しい現代人も、体と心が十分に休まりストレスフリーに近づけるのではないでしょうか?そのような点で、休息時間が十分に取れない忙しい人にこそ瞑想はおすすめです。瞑想の効果をひと言でいうなら深いリラックスと休息です。まずは簡単な瞑想から試してみましょう。
簡単な瞑想
五感をなるべく落ち着け、腹式呼吸を繰り返しリラックスしましょう。
HOW TO
1.お尻の下にブランケットやクッションをしいて安定して楽に座れる体勢を作る。
2.目を閉じて手のひらがどこにも触れないように上向きにして、五感をなるべく落ち着ける。
3.呼吸に意識を向けながら腹式呼吸を繰り返す。
はじめは5~10分、短い時間からやってみましょう。
電車の中の瞑想
瞑想は、「朝一番でやる」「静かな一人の空間でやる」そう思っていませんか?でも、同居する家族や小さな子供がいる人にとって、決まった時間に一人になれる静かな空間を確保するのは難しいことです。瞑想は、時間帯や場所にこだわるものではありません。自宅で座り続けることが難しい場合は、移動中の電車の中の5分、座ってスマホを見る代わりに瞑想してみませんか?周りに流されず、自分に意識を向けて心を落ち着けます。腹式呼吸を繰り返し、ただ呼吸を観察するだけ。人がいる空間、音のある空間でも意外と集中できることもあるのです。
歩く瞑想
ざわざわした電車での瞑想がしっくりこない人、また、じっと座り続けることに抵抗を感じている人もいるでしょう。動かないことが苦痛だと思うなら、歩く瞑想をおすすめします。呼吸に目を向けながら足の感覚、地面の感覚を感じていつもより丁寧に歩くだけ。
瞑想は周りや他人ではなく今の自分に意識を向けること。呼吸に集中して今の自分を観察します。歩く距離や時間も自分のペースで気楽にやってみましょう。
瞑想のゴールはどこ?
頭がすっきりしたり、心のモヤがはれたり、エネルギーがアップしたり。人によっては、新しいアイデアや創造力が沸いてくるなど、瞑想後の感覚は人によって異なるでしょう。大切なことは、丁寧に観察すること。周りの喧騒に流されず、感情を左右されない平静さを保つことです。
常に仕事や時間に追われながら生きる現代人には、体と心をリセットする時間や場が必要です。友達とワイワイやるのも悪くないけれど、短くても、自分自身と向き合う時間を持ちましょう。自分と向き合い、本来の自分に戻すこと、それが瞑想のゴールと言えるのではないでしょうか。ひとそれぞれ環境も違えばライフスタイルも違います。「こうしなければダメ」とこだわることはありません。自分の日常生活に合う形でやってみること。大切なことは瞑想中に浮かんできたこと、瞑想の前と後の感覚の違いを自分なりに感じ取ること。時間はぴったり計らなくてもOK。自分自身の感覚を大切にしましょう。
瞑想を始めよう
人は起きている時、いつでも思考が働き続けています。思考を無にすることは不可能に近いでしょう。瞑想している時にいろいろな考えが浮かんでくることも、意識が他に向くことも、ごく自然なあたりまえのことです。気持ちがフラフラしたら、ただ戻すだけ。その繰り返しです。また、思考や呼吸が落ち着いてくると、リラックスして眠くなるも同様に自然なことです。遠くなる意識に気づいたら、ただ戻すだけです。凹まず挫折しないで、まずは自分に合うやり方で試してみませんか?
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