「春は新わかめの旬!」管理栄養士が「花粉むくみには、春わかめ」を勧めたい理由とは?


春らしく暖かくなるのは嬉しいけれど、この季節になると憂鬱になる方も多いのではないでしょうか。 花粉症状が出ると体が重くむくんでいる気がする…そんな経験はありませんか? なんとなく不調に繋がる、つらいむくみを解消したい!そんなお悩みに働いてくれる食材が「わかめ」です。
春らしく暖かくなるのは嬉しいけれど、この季節になると憂鬱になる方も多いのではないでしょうか。
花粉症は、鼻腔内に入ってきた花粉に対する免疫反応によって引き起こされるもの。「季節性アレルギー性鼻炎」とも呼ばれます。マスクや薬を手放せない方も多いのではないでしょうか。
春、この時期ならではの「むくみ」。実は花粉症とも関係があります。
花粉症の季節は「むくみやすい?」
花粉症の季節に「むくみやすい」5つの理由をご紹介します。
1・春の寒暖差
春は寒暖差が激しく自律神経が乱れやすい。自律神経が乱れると、血流や水分代謝が悪くなり、むくみやすくなる。
2・鼻詰まりや炎症
花粉症で鼻詰まりや症状が起こると、体内に水分を溜め込みやすくなる傾向がある。
3・薬の影響
抗ヒスタミン剤(花粉症の代表的な薬の一つ)も体内の水分バランスを乱す影響を与えることが。
4・花粉症状のストレス
辛い鼻詰まりや涙が止まらないなど、花粉症の症状そのもののストレスにより、体が緊張し、水分代謝が低下しやすい。
5・運動不足
外出を敬遠しがちになり、家の中にいる時間が増えることで運動不足となり水分が停滞しやすくなる。
むくみ対策に「カリウム」を摂ろう!
むくみ対策に欠かせない栄養素が「カリウム」。カリウムは、血流促進、代謝促進させ、余分な塩分を体外へ排出し、体の水分調整を司る栄養素です。野菜や果物、豆類、海藻類などに多く含まれます。
春に「カリウム」が必要な3つの理由
1・体温調節が難しく冷えやすい
2・ストレス(季節性&花粉症)によって神経の働きが過剰になり自律神経が乱れがち
3・冬に取り過ぎがちな塩分や毒素がまだ出しきれていない
季節の食材で食養生!カリウム豊富な春食材「わかめ」
春は新わかめの旬!
新鮮で柔らかく、風味豊かな「新わかめ」栄養価も高く、「カリウム」をはじめミネラルや食物繊維が豊富。さらにこんな効果も期待!
アレルギー症状緩和
わかめは「むくみ解決」はもちろんのこと、「腸内環境を整える働き」によって、花粉症などのアレルギー症状緩和にも有効です。ワカメの水溶性食物繊維であるフコイダンやアルギニン酸は善玉菌を増やし腸内環境を整えます。腸内環境が安定すると免疫力が高まり、アレルギー症状の緩和が期待できるのです。
貧血予防
花粉症のストレスや気温の変化で貧血のお悩みが増える時期ですね。わかめは鉄分とその吸収を助けるビタミンCを両方含み、吸収効率が良い食材です。
「乾燥わかめ」でも良いの?
答えは、YES!
天日干しの乾燥わかめは、水分がなくなり、抗酸化栄養素やミネラル分がギュッと凝縮された優れた食品です。保存しやすく扱いやすいので、是非活用をしましょう!
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