つらい腹筋運動100回より効く【横になって手足を動かすだけ】ぽっこりお腹解消エクササイズ


お腹を鍛える=仰向けになり上体を起こす腹筋トレーニングを想像する方が多いですが「腹筋トレーニングは結構つらいし、腰や首が痛くなる…」という方もいます。そこで今回は楽なのにしっかりお腹を引き締められるエクササイズをご紹介します。
お腹まわりに脂肪がつきやすい理由
ぽっこりお腹が気になるという方はとても多いですし、冬から春にかけてだんだん薄着になる季節を目の前にして「このままだとまずい!」と焦る方もいるかもしれませんね。
男性は内臓脂肪がつきやすいため、お腹まわりがポッコリしやすい傾向にあると言われています。その一方、女性は内臓脂肪よりも皮下脂肪がつきやすいため、お腹まわりに脂肪がつくというよりはお腹の中でも下腹部だったり腰まわり、下半身などが気になる方が多い傾向です。
また、筋力の低下やお腹まわりの冷えなどが原因で、下腹部以外もぽっこりが気になる場合があります。
お腹引き締めで覚えておきたいこと
お腹を引き締めたいなら上半身を上げる腹筋トレーニングをするのが良いと考えている人が多いようですが、実際はもっと楽に鍛えることができます。それは上半身ではなく下半身を上げて行うエクササイズです。
下半身を上げるエクササイズの場合、体の余計なところに力が入ってしまうことを避けることができ、ぽっこりが気になる下腹部部分に刺激を与えることができるので効率的です。
横になって手足を動かすだけ!ぽっこりお腹解消エクササイズ
今回ご紹介するエクササイズは、動き自体簡単ですが、さらに効果を得るには覚えておきたいコツがあります。それは、おへそを背中側へ引き寄せるようなイメージを持つこと、そして、肋骨がパカーンと開きすぎないように意識することです。この2つを意識するだけでお腹まわりへの効き方が変わりますし、終わった後の体の感じ方も変わります。
今回は仰向けなので分かりやすいかと思います。仰向けのときだけでなく、四つ這いの姿勢の時にもおへそが下に落ちない意識を持てると、お腹引き締め効果が上がるのでぜひ覚えておいてください。
<やり方>

1)マットの上で仰向けになり、両脚膝を曲げて上げ、両手は真上に伸ばす。この時、体の背面がマットにしっかりついている状態を確認する

2)背面がマットから離れないように意識しながら、息を吐いて両手を耳の方へ下ろす。肋骨がパカーンと開きすぎないところまででOK

3)息を吸って両手を元の位置に戻す
4)この動きを呼吸に合わせて10回繰り返す。背面への意識と肋骨が開きすぎていないか、常に意識しましょう。
シンプルな動きですが、先ほどお伝えしたおへそを背中に引き寄せる感覚と肋骨を閉じるイメージを持つことで効果が劇的に変わります。腹筋トレーニングで腰を痛めた経験がある方や楽な姿勢で鍛えたい方に特におすすめです。慣れてきたら徐々に回数を増やしてみてくださいね。
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