骨盤底筋群の緩みは「内もも」の筋肉でわかる!?緩みもチェックできる骨盤底筋エクサ

 骨盤底筋群の緩みは「内もも」の筋肉でわかる!?緩みもチェックできる骨盤底筋エクサ
photo AC

身体には2種類の筋肉があることをご存じでしょうか。内側になればなるほど見えず気づくこともない筋肉は、果たして筋力がついているのかの判断も難しくなります。けれども、筋肉は繋がりをもっているからこそ、見える場所でチェックが出来るのです。今日はそんなインナーマッスルが使えているかチェックをしながら、深層筋肉を鍛えていきましょう!

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インナーマッスルとアウターマッスルの違いについて

身体には2つの種類の筋肉があります。文字通り、インナーマッスルは身体の深層に位置する筋肉で、深層筋とも呼ばれます。姿勢を維持したり、関節の安定装置としても機能してくれています。
弱い負荷でゆっくりと行う動作で鍛えることができますが、自分の意志で動かすことが難しい筋肉となります。

一方でアウターマッスルは、身体の表層に位置する筋肉で、表層筋とも呼ばれます。大きな力を発揮する際に活躍し、瞬発力が必要な走る動作や、重いものを持ちげる際に活躍してくれます。
範囲も広く、目で確認することが出来る筋肉でもあり、高負荷での筋トレでも鍛えてくれる筋肉となります。

インナーマッスルとアウターマッスルは別々に働いているわけではなく、協働することによってさまざまな動作を円滑に行うことができる為、この2つをバランス良く鍛えることが必要となります。

筋肉イラスト
イラストAC

骨盤底筋が緩んでいるかどうかはどうわかる?

骨盤底筋はインナーマッスルの為、自身の筋肉がどれくらい活躍しているかを目で確認することはできません。その為、自覚している症状があったとしても、骨盤底筋の緩みからくるものなのか、果たして別に原因があるのか、分かりづらい場所でもあります。

しかし、繋がっている筋肉(今回は太ももの筋肉である内転筋)を見ることで、骨盤底筋の様子を知ることやトレーニングをすることが出来ます。
また、妊娠を経験している女性は、妊娠中「リラキシン」という胎盤から分泌されるホルモンの影響で、骨盤を中心に身体全体の関節が出産にかけて緩んでいきます。産後のお世話で立ったり座ったりも多い為、関節への負担がさらに増えてしまうこともあります。関節を守ってくれているのも筋肉です。負担をかけずに筋力を付けていきましょう。

骨盤底筋イラスト
イラストAC

骨盤底筋の緩みをチェックしながら鍛えていきましょう

1、脚を軽く開き、膝を曲げる動作を行ってみます

2、膝が真っすぐつま先方向ではなく、内側に入りやすい方は要チェック! 内転筋が弱っているかもしれません。

内転筋①
photo by Naoko Iwasaki

3、脚幅を更に大きく開き、伸ばした手首の真下に足首が来るようにします。左脚を外側に向け、かかとと土踏まずが真っすぐな位置にしておきましょう。

内転筋②
photo by Naoko Iwasaki

4、息を吸って、吐きながら左脚をかかとの上まで曲げます。呼吸に合わせて繰り返していきましょう。膝はつま先方向を目標にし、股関節が辛い方はつま先も少し内側にむけていきましょう。

内転筋③
photo by Naoko Iwasaki

詳しい動画はこちらからご覧になれます。

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内転筋①
内転筋②
内転筋③
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