ガチガチ股関節をゆるめれば内もも・お尻も引き締まる!股関節をほぐして深めるスクワットエクサ
お尻や太腿など、下半身トレーニングの基本と言われるスクワット。今回は、脚を広げたワイドスクワットをベースにした、ガチガチ股関節を柔らかくするエクササイズのご紹介です。股関節の柔軟性を高めるのはもちろん、内腿やお尻の引き締めにも効果的!下半身のたるみが気になる人も、ぜひやってみませんか?
股関節の柔軟性が高まるメリット
股関節の柔軟性を保つことには、どんなメリットがあるのでしょうか?エクササイズを始める前に、まずチェックしておきましょう!
血行が良くなる・むくみや冷えの改善
股関節周辺には、主要なリンパ節があります。股関節の緊張をほぐすことで、リンパの流れや血流がよくなり、老廃物を排出しやすくなります。むくみや冷えの改善にもつながります。
運動パフォーマンスの向上・怪我の予防
柔軟性が低下すると、股関節の可動域が狭くなり、体の動きにも悪影響が…。股関節が柔らかくなると可動域も広がり、運動のパフォーマンスが上がります。運動による怪我の予防につながります。
姿勢の乱れや不調の改善
股関節が硬いと骨盤が傾きやすく、姿勢の乱れにつながります。股関節周辺の筋肉をほぐすことで、反り腰や猫背の改善効果が期待でき、姿勢が綺麗に整います。姿勢の悪化による肩こりや腰痛の軽減、予防にも効果的です。
股関節の柔軟性UP!内腿やお尻も引き締めるスクワットエクサ
内腿(内転筋)やお尻(大殿筋)にもアプローチするエクササイズです。柔軟性を高めるだけでなく、ボディラインも美しく整えましょう!
やり方
1)足を大きく開いて立ち、つま先を外側に向ける。(45度程度を目安に調節する)
2)膝とつま先が同じ向きになるようにしてゆっくりお尻を下す。(ワイドスクワット)
3)両手を腿にのせ、膝を外に広げながら、4~5回程度左右に揺らす。(股関節ほぐし)
4)真ん中で動きを止め、上下に小さく10回動く(テンポよくバウンスする)
5)お尻を後ろに突き出しながら背筋を伸ばし、骨盤から倒すように上体を前に傾ける。肘を腿にのせ、内腿を外に押し広げる。膝が内側に入らないようにして10秒キープする。(ワイドスクワットの前傾バージョン)
ポイント
膝が内側に入ると体を痛める可能性があります。つま先と膝が同じ向きになるように意識しましょう。前傾する時は、脛が床と垂直になるようにして、土台を安定させます。更に、骨盤が後ろに傾いて腰や背中がまるまらないように、体幹を意識しながら背筋を伸ばしましょう。お腹の力が抜けないように、軽く引き込んでおくことも大切なポイント。呼吸は、エクササイズを深めるための欠かせない要素です。呼吸を止めないことも忘れずに!
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く