ガチガチ背中と股関節を緩める!30秒ストレッチ〈年度末の忙しい時期こそ背中&股関節をほぐそう〉
体のコリは気になっているけど、年度末でいつも以上に慌ただしい日々を過ごしていてなかなか自分の体を労わる時間が作れない…。今回はそんな方にこそぜひ騙されたと思ってやって欲しい簡単なストレッチをご紹介します。
コリや硬さを放置しないほうがいい理由
春めいた日が増え、外に出るのも気持ちが良い気候へと変わってきたものの、お仕事が変わらず忙しい、家事育児に追われて。なかなか思うように動けないという方も多いでしょう。自分の体にとって運動不足は良くないと分かっていても、何かをプラスして行うというのは難しいですよね。
ただ、何もないときは良いのですが、ある日突然体は痛みで限界を伝えてきます。実は筆者も、先日朝起きた途端に腰の痛みに襲われました。立っていても痛い、座っていても痛い。楽な状態が分からず整形外科に駆け込みました。結果として、背中の硬さが原因で腰ばかりに負担をかけていて、それが限界となり痛みが爆発したのでした。いざ痛って初めて「この動きの時に腰を使っていたのか…」という気づきの連続でした。
運動をしている人も要注意
筆者は日常的にヨガを取り入れているのですが、それでも腰の痛みに襲われました。なぜかというと、硬い部分を普段から使えていなかったから。運動をしていない方はもちろん要注意ですが、運動をしているからと言ってコリや硬さとは無縁と言い切ることはできません。
しかし、なかなか自分の弱い部分には気づきにくいもの。だからこそ、一つの動きでさまざまな部位へ一度にアプローチできると時間もかからず気づきやすくなります。
今回は、コリや硬さが出やすい背中と股関節を一気に緩めるストレッチを行っていきます。コリを感じている方もそうでない方も、難しい動きではないので気分転換に行ってみてください。
たった30秒!ガチガチ背中と股関節を一気に緩めるストレッチ
四つ這いになると膝が痛くなりやすい方は必ずヨガマットを引いて行ってください。
<やり方>
1)マットの上で四つ這いになり、手のひらを1枚分前に移動します。右手小指側に右足を置き、足先は外側へ向けましょう
2)一度息を吸って背筋を伸ばし、息を吐きながら右手を左手後ろに通し、右肩をマットに近づけます。右膝は内側に入らないように外側に開く意識で
3)その状態のまま3~5呼吸続けます。苦しくなければまぶたを閉じながら行ってみましょう
4)ゆっくりと上体を起こし、脚を入れ替え反対側も同様に行います。この時、右の太ももが斜めになっているかを確認するようにしてください
気付いていないだけで意外と硬くなっている
今回のエクササイズをやり終えると、自覚はなかったけど実はこっていた、硬くなっていたと気づく方も多いかと思います。それくらい私たちは普段から体の不調に慣れすぎてしまっているのかもしれません。そのままにしていて急な痛みなどに襲われる前に、ぜひ少しずつ緩める時間も作ってあげてみてはいかがでしょうか。
AUTHOR
古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
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