【股関節の詰まりが気になる人は試してみて】スルスルと動く股関節を作る!中臀筋トレ
スムーズに動く股関節は姿勢を改善し、関節を守り、運動機能を助ける元気の秘訣!同時に血行を促進して、冷えの原因を軽減し、老廃物を出しやすい体にするキレイの秘訣でもあります。今日はスムーズに動く股関節を作りに欠かせない「中臀筋トレ」をご紹介します。
中臀筋を鍛えてスルスル動く股関節を手に入れよう!
中臀筋ってどんな筋肉?
中臀筋は座骨から大腿骨にかけて走る筋肉で、骨盤を安定させ、股関節を開く筋肉です。中臀筋は股関節の性格でスムーズな動きを支え、姿勢や動作の安定性に大きく関わっています。
中臀筋が硬くなるとどうなるの?
中臀筋が硬いと骨盤の不安定や下半身のアンバランスを招きやすくなります。すると歩行やランニング時に動作の乱れ、腰痛、膝関節のストレスなどを引き起こしやすくなり怪我の原因に。また、中臀筋が弱い状態が続くと、他の筋肉がそれをかばうようになり、不均衡を生むことでも怪我のリスクが高まります。中臀筋の日常的なトレーニングは、日常生活やスポーツにおいて機能的に動ける体であるために、欠かせないのです。
中臀筋を鍛えるメリットは?
中臀筋を適切に鍛えて股関節がスムーズに動くようになると、さまざまなメリットがあります。
①運動効率アップ:座る・立つ・歩く・走るなどの日常の動作や運動の効率が上がり、疲労が軽減します。
②姿勢改善:全身の姿勢が安定しやすくなり、脊柱の正しいアライメントをサポートすることで、腰痛や膝痛などの改善に役立ちます。
③スポーツパフォーマンスの向上:特にランニング、ジャンプ、転がりなどの動作において、股関節の柔軟性と可動性は重要と言われています。スポーツにおける動作の正確性と効率性を高めます。
④関節への負担軽減: 関節にかかる負担を分散し、正常な動きをサポートします。関節の適切な可動性が保たれることで、変形性関節症や関節の機能低下のリスクが低減すると言われています。
中臀筋トレでキレイも叶える
中臀筋トレは、上記のように「元気に動ける体」をサポートするだけでなく、「キレイに循環する体」にも関与しています。中臀筋トレで股関節の可動性が向上すると、周囲の筋肉や組織への血液の循環が改善されます。血行が良くなることで組織に酸素や栄養素を効果的に供給し、同時に老廃物や冷えを引き起こす物質を適切に排出できる体にします。また、中臀筋をはじめとする股関節周辺の筋肉が適切に働くことで、体温のバランスを取りやすくなります。さらに、猫背や腰痛による姿勢の悪化が改善されることも冷えの改善につながります。元気にもキレイにもいいことづくしの「中臀筋トレ」なのです。
スルスルと動く股関節を作る!中臀筋トレ
やり方
1.四つん這いになり、膝が真横を向くように股関節を開いて足を上げます。
2. 膝の高さや向きは変えずに膝の曲げ伸ばしをします。8〜10回繰り返しましょう。
注)胸が横を向いて上半身が開いてしまわないように注意します。
3. 前脚を90度の角度に置いて座ります。
4. 腕や手の力を使わずに、後ろ足を持ち上げて、アップ&ダウンを繰り返します。
5. ラストは、股関節をスムーズに動かして!後ろ足を前まで運びます。前まで来たら来た道を通って元の位置まで戻します。
6. 1から同様に、反対側も行います。
動画で確認したい方はこちら
AUTHOR
井上浩子
2002年、留学先NYのバレエスクールの授業でヨガに出会う。厳しいプロ生活で心身を壊したことをきっかけにヨガは欠かせないライフワークに。自身の経験から、「自分に安心できる感覚と自分への愛おしさを取り戻す」をモットーにレッスンを展開。 解剖学に基づく効果的なシークエンス構成と 誰にでもわかりやすいインストラクションに定評がある。日米指導歴14年・バイリンガル講師・RYT500。オンライン&対面レッスン、指導者養成のほか、ヨガ関係の通訳・翻訳も行う。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く