「血管がどんどんもろくなってるかも…」血管を強くしなやかに保つために毎日食べたい食材とは?


身体に必要な成分を全身に届ける役割を持つ血液。血液が滞りなく流れるためには強くしなやかな血管が必要ですが、どのようにすれば血管を強くしなやかにできるのでしょうか? この記事では、血管をもろくする理由や、強くしなやかに保つために取り入れたい食材について紹介していきます。
血管を強くしなやかに保つってどういうこと?
正常な血管は、柔らかく弾力があるのが特徴です。
しかし、過食や運動不足などが原因で血管が老化し動脈硬化を引き起こすことで、血管の壁が厚くなったり硬くなったりします。
この状態では、高血圧や循環器疾患などのリスクが高くなるため、普段の生活習慣を改善し、強くしなやかな血管に戻してあげることが必要です。
血管をもろくする原因とは
血管をもろくする原因には、動脈硬化や高血圧などが挙げられます。
動脈硬化は、悪玉コレステロールが血管に蓄積したり、高血圧によってダメージを受けることで引き起こされると言われています。
この動脈硬化が起こると、血液の流れが悪くなったり、固まった血栓が流されて他の血管で詰まり、心筋梗塞などを引き起こすなどのリスクがあります。
そのため、動脈硬化の予防効果を持った栄養素を含む食品の摂取が重要になります。
血管を強くしなやかにする栄養素とそれらを含む食材とは
ビタミンC
ビタミンCは抗酸化作用を持つビタミンで、柑橘類やピーマン、ブロッコリーなどに多く含まれています。
動脈硬化は、血中のコレステロールが酸化されて血管に沈着することで起こるため、抗酸化作用を持つ栄養素は予防に効果を発揮すると言われています。
ビタミンCは野菜や果物から比較的簡単に摂取できますが、他の食品にはあまり含まれていない上、身体に蓄積できないため、毎日摂取することが必要です。

ビタミンE
ビタミンEも、ビタミンC同様に抗酸化作用を持つビタミンのため、動脈硬化の予防効果が期待されています。
ビタミンEは、かぼちゃやほうれん草、アボカドなどに多く含まれています。
ビタミンEはビタミンCと比較して強い抗酸化作用を持ちますが、酸化されやすい傾向にあり、酸化することで作用が低下します。
しかし、ビタミンCがこのビタミンEを活性化する役割を持っているため、同時に摂取するのがおすすめです。
カリウム
カリウムには、血圧を下げる効果があると言われています。
カリウムは体内でナトリウムと拮抗しているため、カリウムを摂取するとナトリウムが体外に排泄され、降圧作用を示します。
カリウムは海藻やバナナ、イチゴなどに多く含まれています。
血管を守るためには生活習慣が最優先
血管を強くしなやかにするためには、さまざまな栄養素を摂取することも大事ですが、何よりも生活習慣が重要です。
正しい生活リズムや、毎日3食しっかり食べること、運動習慣を持つことなどが、血管を守ることにつながるため、食事以外の生活習慣も振り返ってみましょう。

まとめ
血管を強くしなやかに保つためにおすすめしたい食材などについて紹介してきました。
偏った生活をしていると、血管はもろくなってしまうため、今回紹介した食材を普段の食事に取り入れながら、生活習慣を見直し、健康な血管を取り戻しましょう。
参考サイト:全国健康保険協会|4月 しなやかな血管のために
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