全身ぐったり疲労困憊…そんな日におすすめの全身ストレッチエクササイズ

このような症状は出ていませんか？

ひと言で「疲労感」と言っても、疲れに慣れてしまっているとなかなか気づかない方も多いかもしれません。下記の項目に当てはまるものがないかチェックしていきましょう。

● 朝起きれない
● 何をするのもおっくうに感じる
● 気力ややる気が出ない
● 集中力が続かない
● 考えがまとまらない
● とにかく眠い
● 食欲がわかない
● 肌荒れや化粧のりが悪い

どれか一つ、もしくは複数当てはまるなんて方も多いかもしれません。忙しい現代人の方は心身ともにとにかく疲れている人が多いのが現実です。

しっかり休息が取れないなら、まずは湯船に浸かる習慣を

疲れている時はとにかく休むに尽きるのですが、年末年始に向けてさらに忙しくなるこの時期。「今頑張らないと年末年始休みが取れない…」という方もいるかもしれないですし、「休めるものならとっくに休んでいるよ」という方もいたりして、現実的にはなかなか思うように休息が取れない状況の方も多いかと思います。

そんな忙しい方はできればゆっくり湯船に浸かって入浴する時間を作るようにしてみてください。スマートフォンなどは持ち込まず、心身ともにリラックスする時間を意図的に作りましょう。日頃、あれこれ忙しなく動いている頭と、頑張りすぎている体をじんわり温めて緊張から解放してあげましょう。ただし、そのまま寝落ちしないようにだけお気を付けくださいね。

特に寒い季節は湯船に浸かるでもスッキリしやすくなりますし、自律神経の中の副交感神経が優位に切り替わりやすくなるので寝つきも良くなります。

もう少しだけ時間が取れそうな時は、湯船に浸かることにプラスして、ちょっとしたストレッチを加えると翌朝起きた時の体の軽さが変わっていきます。毎日はできなくても週の真ん中にやってみる、一日中座りっぱなしだった日の夜だけやってみるなどで構いません。まずは、ちょっと動く習慣を取り入れてみましょう。

心身ともにリフレッシュ！全身ストレッチエクササイズ

今回は眠りにつく前にちょっとだけやってもらいたいストレッチをご紹介します。体の中でも凝りやすい肩と、むくみなどが気になる脚の両方をスッキリさせるストレッチです。体の中に疲労物質が溜まらないよう、巡りを良くしていきましょう。

＜やり方＞

１）マットの上で手のひら1枚分前に移動させた四つ這いになる。膝が痛くなりそうな方は膝の下にタオルを敷きましょう

２）両手の間に右脚を置き、左のももが斜めになっているか確認。垂直な方は膝一個分後ろにずらしましょう

３）息を吸いながら両手を上げ、息を吐きながら重心をマットに下ろす。見た目に変化はあまりないですが、脚のつけ根まわりに刺激があればOKです

４）３）の姿勢のまま、右手首を左手でつかみ、上体を左へ傾ける。肩まわりから体の側面にかけての伸びを感じながら呼吸をしましょう。できれば3呼吸ほどキープ

５）反対側も同様に行う

頑張りすぎて倒れてしまう前に

年末年始に向けてグッと頑張りすぎて、休暇に入った途端体調を崩してしまう…なんてことが起きないよう、今できるケアは少しずつ行っておきましょう。ちょっとしたストレッチを行うだけで体も頭もパフォーマンス力が高まりやすくなりますよ。