シワができやすい秋の救世主!肌の老化防止にも効果アリ【旬のレンコン】上手な保存方法と選び方は?
秋に旬を迎えるレンコン。実は肌にうるおいを与えてくれる救世主って知ってましたか?夏に浴びた紫外線のダメージは、秋になった今、空気の乾燥とともに肌に現れます。そんな時は、レンコンで体内から保湿ケアをして、乾燥に負けないお肌を目指しましょう。
レンコンはなぜ肌にいいの?
レンコンには、ビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCは、抗酸化作用が強いため、肌の老化防止に効果的です。葉物のようにゆでるとビタミンが流れ出てしまうのに対し、レンコンのビタミンCはでんぷんに守られているため、加熱したり茹でたりしても損なわれにくいのが特徴です。
また、野菜には少ないビタミンB1、B2を含み、食物繊維も豊富です。腸内環境を改善してくれる効果が期待できるので、お肌の調子も整えてくれます。
薬膳でもレンコンは優秀な食材!
中医学の薬膳の観点からみても、しっとりとした美肌を作るためには、肌に水分を与える食材を摂るとよいとされています。レンコンは、秋に乾燥しやすい『肺』に潤いを与えてくれて、肺の機能を元気にすることで、肌の調子の改善にも役立ちます。化粧水を毎日肌に与えるのと同じように、レンコンも定期的に取り入れたいですね。きんぴらや煮物など、多めに作って作り置きをすることで、習慣にできると理想的です。
美味しいレンコンの選び方
下記の3つに気を付けて、新鮮なものを選ぶようにしましょう。
①ふっくらしていて重く、重量感のあるもの
②穴の内側が黒くなっていないもの
③ツヤがあり、皮に傷がなく張りがあるもの
上手な保存方法
■丸ごとの場合は新聞紙で包み、冷蔵庫で保存
■カットされたものは、ラップできっちり包み、冷蔵庫で保存
※2~3日で食べるなら、酢水に浸して保存しても良いでしょう。
レンコンで美味しく健康的に、身体の中から潤いのある肌を目指してみてくださいね。
参考文献:野菜まるごと便利帳/監修 吉田企世子
1日1つで今より良くなるゆる薬膳。365日/池田陽子
ライター/やなぎかおり
特別養護老人ホームにて介護食の大量調理や栄養士業務を経験。働きながら管理栄養士の資格を取得。その後、中学校給食センターにて献立作成、給食管理、食育授業に携わる。結婚、出産を経て、ヘルスケア栄養指導士の資格を取得。子育てをしながら栄養に関する記事執筆を行っている。
AUTHOR
NS Labo(栄養サポート研究所)
全国の栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やダイエット、美容関連の 商品開発や監修、講演やコラム執筆、メディア出演などウェルネス分野を中心に幅広く事 業を行っている。 また、2020年に「ウェルネスライフコーチ協会」を立ち上げコミュニティを通して健康貢 献活動を行っている。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く