怒ってる?老け見え?【深く刻まれた眉間のシワを薄くする方法があった】1回1分眉間ほぐしマッサージ
加齢とともに気になる顔のシワ。なかでも眉間のシワは「怒っている」「機嫌が悪そう」と思われたり、実年齢よりも老けて見られるので、どうにかしたい部分の一つではないでしょうか? 本日はそのお悩みを解消するマッサージ法をお伝えします。
顔のシワが深くなる理由
私たちの顔には表情筋といわれる表情をつくる筋肉が20種類以上も存在します。これらの筋肉が収縮したり協働することによって、私たちは感情や気分などを周りに伝えることができます。また、顔の筋肉は食べ物の咀嚼や嚥下などにも関わっており、日々の生活に重要な働きをしています。
そんな表情筋ですが、筋力や柔軟性が低下すると、顔のシワとなって残ってしまいます。
眉間のシワの仕組み
眉間にできるシワには、縦に入るシワと鼻の付け根部分に横に入るシワがあります。
縦ジワ:眉の上にある皺眉筋(しゅうびきん)がこり固まることで入ります。
横ジワ:額の中心から鼻に向かって存在する鼻根筋(びこんきん)の力の入れ具合によって入ります。
これらのシワはそれぞれ表情筋を動かすことによって生じるものなので、基本的に表情筋を緩めるとシワは消えます。仕事で長時間パソコンを見る人や、視力が低い人は、目の前のものを見る時に眉間に力が入りがちです。眉間に力が入りすぎていることに気づいたら、額~目の周りを中心に顔全体の力を緩めるように心がけましょう。
日焼けや乾燥もシワ発生の原因に
加齢による影響や紫外線、乾燥などで皮膚の弾力が低下することも深いシワができる原因です。固まった筋肉を緩めることに加えて、眉間や目の周りの皮膚が日焼け・乾燥しないように、肌のケアも丁寧に実践してみてください。
目指せ若見え【眉間リラックスケア】
緊張や疲れで力の入りやすい眉間の表情筋を緩める、リラクゼーションケアをご紹介します。
(1) ひとさし指を眉のやや上に眉骨の形に沿わせておき、少し圧をかけたまま横方向に5~10回揺らす。眉頭から眉尻にかけて指を移動しながら繰り返す。
(2) 人差し指を眉の真上におき直し、同様に左右に5~10回ほど揺らす。眉頭から眉尻にかけて指を移動しながら繰り返す。
(3) 片方の手のひとさ指~薬指を額の生え際付近ににおいて、額のシワを伸ばすように優しく引き上げる。
(4) もう片方の手のひとさし指を鼻の付け根付近に置き、少し圧をかけたまま横方向に5~10回揺らす。ひとさし指を少しずつ生え際の方に移動しながら繰り返す。
注意事項
皮膚をこすってしまうとよりシワが深くなるため、指先に加える圧を加減しながら行いましょう。揺らす動きはゆっくりと行ってください。強くほぐすというよりも、「じんわりとゆるめる」イメージで行いましょう。
眉の上を押さえる時はまぶた側に力がかからないように気をつけてください。
ほぐしケアの詳細は以下動画からも確認いただけます
AUTHOR
宇都宮明香
五感を潤すヨガ講師。大学時代に出会ったヨガを通じて「心と体の科学反応」の面白さにハマる。様々な分野の学びと実践を続けながら、目の前の方が日常にヨガを取り入れやすくするコツを提案している。現在は福岡を拠点にインストラクター育成講師として活動しながら、仲間と一緒にヨガスタジオ サントーシャを共同主宰中。 プライベートは釣り好きの歴女。愛する夫や娘、友人たちのお陰様で好きなものだらけの生活を満喫している。
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