POSE & BODY
太陽礼拝のジャンプイン/ジャンプバックをお尻を上げて上手にするには?
日本を代表するヨガ指導者、綿本彰さんが、ヨガにまつわる悩みに対してアドバイス。今回は「太陽礼拝をするときのジャンプイン」について、ヨギのお悩みにお答えします。
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太陽礼拝で、ダウンドッグからウッターナーサナ(立位前屈)に戻る時、またはウッターナーサナからチャトランガに移る時、息を吐きながら両手を軸にし足の位置を移動させます。その時、小さく、静かにジャンプするように移動させるのが、ここでいうところの「太陽礼拝のジャンプイン/ジャンプバック」。「お尻を上げたまま、上手にジャンプイン/ジャンプバックするにはどうしたら?」というヨギの相談に、綿本先生がアドバイス!
無理して練習せずまずはバンダの習得を
お尻を高く上げてジャンプするには、ハンドスタンドの際の身のこなしとバランス感覚が必要になります。具体的には「バンダ」を習得して体軸の感覚を養うこと。そしてその軸の延長線上に、肩甲骨、腕、手へと力が伝わる実感を得ることが大切になります。つまり下腹の深部を発端とし、その力が四肢へと流れている状態を保持した上でジャンプをすると、結果として自然とお尻が高く上がってふんわりと着地できるようになります。
ですから、お尻を高く上げる練習を繰り返し練習するというよりは、様々なアーサナを通してバンダの質が上がることで、結果として自然にそうなっているという流れが習得への近道で、何よりも体を痛めずに練習できると思います。無理をせず、ほどほどに頑張ってくださいね。
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