【前屈が苦手な人・深めたい人向け】前屈が楽になる!重力に委ねるだけの二つ折りストレッチ
「体が硬くて前屈のポーズが苦手…」「柔軟性を高めてもう少し前屈を深めたい!」今回はそんなあなたにやってほしい、簡単なストレッチをご紹介します。立ったまま二つ折りになってぶら下がるだけ。前屈のポーズで力みやすい部分にアプローチ!全部まとめてほぐすストレッチです。
前屈ポーズの効果
苦手意識があると、つい避けたくなるかもしれませんが、やらないのはもったいない!改めて前屈ポーズの効果をチェックしましょう!
・骨盤の傾きを整える、姿勢を整える
・血流やリンパの流れを促進、冷え、むくみ、肩こり、腰痛など不調の改善
・ストレッチ効果により、柔軟性UP
・背骨や骨盤まわりの緊張を解き、自律神経のバランスを整える
・細胞や内臓の活性化、アンチエイジング効果
・疲労回復、脳を休めてストレス軽減、リラックス効果
全身にアプローチする前屈ポーズには、体だけでなく心にもうれしい効果がたくさんあるのです。
前屈に必要な柔軟性とは?
前屈とは、体を折り曲げるようにして上体を前に倒すこと。座っていても立ったままでも同様で、お腹と太腿を近づけて二つ折りの状態になることです。
前屈をするときき必要とされるのは、背面全体の柔軟性です。背中、腰、お尻、腿裏、ふくらはぎなど、上半身、下半身両方の筋肉を緩めることが大切です。
立ったまま二つ折りになってぶら下がるだけ!前屈が楽になる簡単ストレッチ
前屈のポーズで硬さを感じる部分、背面の筋肉をまとめてほぐすストレッチです。自分の体の重みを負荷にして少しずつストレッチを深めましょう。
やり方
1)足を腰幅、もしくは腰幅より広めにして立ち、土台を安定させる
2)膝や背骨を緩めて上半身を前に倒す。体が安定したら、肘と肘を抱えて股関節から折れるようにぶら下がる
3)足元がぐらつかないように安定させ、上体の重みを負荷にしながらゆっくり左右に揺らす
4)足元が安定して怖くなければ、上体を前後にも揺らし、お尻、腿裏、ふくらはぎのストレッチを深める
5)30秒から1分を目安に、前後左右、自由に揺らしながらストレッチを続け、頭が最後になるように、ゆっくり体を起こす
ストレッチのポイントと注意点
足元をしっかり安定させることが大切!そして、重力に身をゆだねながら力を抜くことが一番のポイントです。
呼吸が苦しくなったり頭がくらくらしたり、その他の違和感がある場合は、無理をせず中断しましょう。体を起こす時は、時間をかけてゆっくり起き上がること。膝を緩め、背骨を下から積み上げるように、丁寧に起こしましょう。
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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